長いあいだ敏腕映画プロデューサーとしてヒット作品を世に出す一方で、映画界での成功を目指す女性達をセクハラ行為で悩ませ強姦にまで及ぶこともあったという鬼畜ハーヴェイ・ワインスタイン。女優サルマ・ハエックもワインスタインが設立したミラマックスの映画『フリーダ』で彼と関わったが、当時のワインスタインはすでに獣のような男だったもよう。サルマに対しても、恥ずかしげもなく‟ありえないような要求”を繰り返していたという。
このほどサルマ・ハエックが『The New York Times』に文章を寄せ、そこにハーヴェイ・ワインスタインと関わった日々をこのように綴っている。
「ワインスタインは映画狂の勝負師でした。映画で才能を発揮できるであろう人物のパトロンでもあり、愛情溢れる父親の顔もあったのです。そして彼は、モンスターでした。私にとってのモンスターだったのです。」
ちなみにワインスタインへのセクハラ告発が続くなかで複数の記者がサルマに接触、ワインスタインと働いた経験について話してほしいと要求されたものの、「私の意見が重要とは思えなかったのです」「そして話すことが恥ずかしいという思いもありました」とのこと。しかし実際はかなり猥褻な行為をリクエストされていたのだ。
「ロケ地を移動するたび、ホテルでは夜の何時に彼が来てもドアを開けるようにと要求されNoと言いました。彼は突然部屋にやって来たものです。ある時など、彼とは関係のない映画をロケ地で撮影していたのに、彼は私の所にやってきたのです。でも私は『シャワーを浴びる姿を見せてくれ』と言われても、マッサージをさせてほしいという要求も断りました。そしてオーラルセックスをさせてほしいという要求や、他の女性と共に裸になってほしいというリクエストにもね。」
そのたびにワインスタインは激怒し、