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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】「救急車をタクシー代わりに使うな」助産師に非難された19歳妊婦、数時間後に赤ちゃんを亡くす(英)

妊婦が深刻な痛みを訴えていたにもかかわらず、真摯に対応するどころか「救急車をタクシー代わりに使うな」と非難した助産師。追い返された女性はその数時間後に赤ちゃんを亡くした。今年7月末に起きた悲劇の死因審問がこのほど裁判所で行われ、その全容が明らかとなった。英メディア『The Bolton News』『The Sun』『Daily Record』などが伝えている。

英ボルトンのファーンワースに住み、医療・公的介護サービスの勉強をしている学生エリーズ・フリットクロフトさん(19歳)は、パートナーのマッコーリー・タトロックさん(21歳)との間に授かった息子ドミニク君を出産後に亡くしてしまった。

妊娠20週目の検査時にハイリスク妊婦であることを告げられたエリーズさんは、7月29日に激しい腹痛を感じ「もしや良くないことが起こっているのでは」と不安になり、一刻も早く助産師に会おうと決めた。

エリーズさんの母親は娘を病院まで車で送っていくつもりであったが、容態が悪化した娘を見て医師に電話し救急車を呼んだ。ロイヤル・ボルトン病院へ搬送されたエリーズさんは、産婦人科の研修医ケン・リム医師とルカイヤ・ジャマダル助産師によって診察を受けた。

ジャマダル助産師はエリーズさんが訴える深刻な痛みに取り合わず、「尿路感染症」と診断した。しかもエリーズさんに対してNHS(英国民保健サービス)の費用を無駄にしていると批判し、「あなたが呼んだ“タクシー”は300ポンド(約45,000円)もするのよ」と救急車をタクシー代わりに使ったことを激しく非難したのだ。

その後自宅に帰されたエリーズさんは、2時間半後に浴室の床でドミニク君を出産したが、我が子が瀕死の状態であると知りすぐに同病院へ戻った。23週目と5日で低出生体重児で誕生したドミニク君は、治療を受け保育器へ入れられるも、回復することなく数時間後に死亡した。

12月8日にボルトンの裁判所で行われた死因審問では、エリーズさんは我が子を失った悲しみをこのように語っている。

「病院に行った時、私はお腹に深刻な痛みを抱えていました。私の妊娠がハイリスクと言われていたことも話したのに、助産師はとても横暴で話をまるで聞いてくれませんでした。前期破水でとても情緒不安定になっていたのに、私に救急車をタクシー代わりにするなと激しく非難したのです。」

検死官にこの発言について問われたジャマダル助産師は、

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