AKB48から年内に卒業する渡辺麻友にとって、11月18日にパシフィコ横浜で行われた『AKB48 49thシングル「#好きなんだ」大握手会』が最後の握手会となった。この日は同じ会場で『第3回AKB48グループドラフト会議』の候補者が握手会に参加しており、奇しくも世代の移り変わりを感じさせるイベントとなった。
10月31日にさいたまスーパーアリーナで卒業コンサートを終えた渡辺麻友は、12月26日に秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行うことを発表している。
その日が近づくなか握手会を終えた彼女は、横断幕を手に見守るファンたちに向けて「私のAKB48人生、11年間の最後の握手会を無事に終えることができました。皆さんと握手するのが日常の当たり前にあったから、ふと気づいた時に寂しさが訪れてくるんだろなと思います。こんなにたくさんの方に見送られて握手会を終えることが出来て、本当に幸せです。皆さん本当に11年間ありがとうございました」と端から端まで歩きながら一人一人に手を振って挨拶した。
一方、『第3回AKB48グループドラフト会議』(2018年1月21日開催)に進出する候補者は過去最多の71名(通過者1名辞退)で、今回はそのうち67名が3グループに分かれて握手会に参加した。各グループ90分間で大きな声で名前を言ったり、照れたように笑顔で手を振るなど初々しい姿が見られ、ファンの列は途切れることがなかった。SHOWROOMなどで名前を覚えている人もおり、関心の高さがうかがわれる。
AKB48グループ総監督の横山由依とも対面して、「皆さんがAKB48グループをさらに押し上げてくれると期待しています。是非一緒に見たい景色があるので、これからレッスンなど頑張ってください」との言葉をもらった。