テレビ朝日系『陸海空 地球征服するなんて』のナスDこと友寄隆英ディレクターは、“部族アース”のロケでアマゾン奥地の先住民が昔から刺青に使う果実を顔に塗ってしまい顔や手足が青黒くなったことで知られる。しかし彼の本当の凄さは、底知れぬポテンシャルの高さにあるようだ。11月4日に放送された“U字工事&破天荒ナスDの大冒険 本当はここまでやっていた!!一挙公開SP”でそれが明らかとなる。
シピボ族の村で撮った非公開映像だが、その企画をオンエアする前に「衝撃映像が含まれるため“閲覧注意報 発令”します」と案内があった。スタジオでは川辺に巨大なワニの切りとられた頭が転がるシーンを見たコメンテーターたちも「これ(映して)いいの?」と引いたほどである。
一方、ナスDは現地の男性に「これはワニのち〇ち〇だぞ」と見せられると興味津々で「どうするんですか? 食べるの?」「滋養強壮にいいんだ」とやりとりする。「売るんですか?」「友だちに欲しいって言われてる」「いくらぐらい?」「50ソル」と日本円で1500円ぐらいすることが分かり「けっこう高いんだ」と会話を終えたが、手にしてバリボリ食べてしまうのではないかと見ているだけでドキドキする。
そんな彼がシピポ族の猟に同行した時のことだ。銃で鳥やサルを狩る村人たちは「音で動物を探す」のだが、なんとナスDは何度か同行するうちにその能力を身につけたというではないか。「聞こえるようになってきた」と耳を指す彼は村人と「あ、いる」「そう、あそこだ」と意思疎通するのだった。
さらには「森に入った瞬間、動物がいるかいないかは分からないが、部族の人たちが諦めたのは分かる。とれない空気は分かる」と話しており、村人たちの表情や挙動から心理まで読めるようだ。それほど長期間一緒に暮らしたわけでもないのに観察力や直感が鋭いのだろう。