米人気歌手ジョン・レジェンド(38)の妻でモデルのクリッシー・テイゲン(31)。彼女が日本でもおなじみの人気ステーキハウス「アウトバック」で食事をした際、テーブルを担当したウェイトレスに1000ドル(約11万4000円)という巨額のチップを渡したことが話題になっている。
10月27日、愛娘のルナちゃん(1)と友人ら4名を連れ、オハイオ州センタービルにある「アウトバック」に現れたクリッシー・テイゲン。彼女のテーブルを担当したウェイトレスのミケイラ・スコット(Mikayla Scott、21)さんは、セレブ独特の華やかな雰囲気のクリッシーにすぐ気付いたという。「相手はこれまで多くの高級レストランで食事をしてきたセレブ…何か失礼なことをしてしまったらどうしよう…」と、相当ナーバスだったその日を振り返る。
美食家としても知られるクリッシーだが、実は「アウトバック」の大ファンらしい。中でもジャンボサイズの玉ねぎをまるで花が咲いているように開き、油で揚げた同店の人気メニュー「ブルーミング・オニオン」が大好きだという。シェフ直々にプライベートレッスンも受けレシピを覚えたというから、そのハマりようは筋金入りである。この日も欠かさずオーダーしていたそうだ。
他にも数種類の前菜や白ワイン、サンドイッチなどを楽しんだクリッシー御一行の食事代金は193ドル81セント(約2万2100円)だったとのこと。アメリカではレストランで食事をした際のチップの相場はだいたい15%〜20%程度で、もちろん食事やサービスへの満足度によって多少上下するが、この日クリッシーが置いていったチップの額はなんと1000ドル。これは合計金額に対して、516%という驚異的なチップの割合である。
「周りからはきっとたくさんチップをもらえるよ、なんて言われていたけれど…。神様に感謝します! 素晴らしい体験でした」と驚きと感激を隠せない様子のミケイラさん。「アウトバック」のウェイトレスになって2年、いつか有名人が来店することを待ち望んでいたという彼女にとって、この日は一生忘れられない体験となったであろう。ちなみにミケイラさんはもらったチップをウェイトレス数人に少し分けたあと、この日厨房で働いていた夫のジョーダンさんと、故障寸前の自家用車の修理代に回す予定だという。