肌の色が違えど、心通ずるものがあればそれで充分―そんなことを教えてくれているかのようなキュートな4歳児2人のニュースがアメリカから届いた。『Inside Edition』『PEOPLE.com』『ABC News』などが伝えている。
マイアミに暮らすジア・サーニコラちゃんとズーリ・コープランドちゃんは1年間同じプレスクールに通い友情を深め、大親友になった。現在4歳になった2人は「私たちは双子なの」と周りに話しているという。
実際の誕生日はジアちゃんが6月3日、ズーリちゃんが6月5日と2日違いだ。だが2人にとっては誕生日が2日違いということは問題ではない。それは肌の色が異なる事実にも問題がないのと同じである。ジアさんの母アシュリーさんとズーリちゃんの母ヴァレンシアさんは、今秋の懇談会で娘たちが仲良しであることに気づいた。というのもクラスの担任から「2人は“私たちは双子”と呼び合っているようです。でも本当に双子のように仲がいいので、私たちはあえて訂正していません」と伝えられたからだ。
しかしある日、ジアちゃんとズーリちゃんはいつものように2人で手をつないでパーティーに参加した。すると他の子から「肌の色が違うから双子じゃないわ」と言われてしまった。ジアちゃんがその言葉に傷つけられ泣き出すと、ズーリちゃんは「私たちは同じ誕生日で同じ心を持っているの。何もわかっていないくせに」と言い返し、自分たちがどれほど仲がいいかということを必死に擁護したという。