このジョークを思いついたのは、米カリフォルニア北部出身で国際旅行コンサルタントとして「Flight Centre」チェルトナム支店に勤めるスティーブン・リーさんだった。実はリーさん、これまでにも財布を拾い落とし主に返したことが数回あった。11月3日に店の前でアームストロングさんの運転免許証を拾い、本人に届けようとしたがちょっとした悪戯を仕掛けたというわけだ。手紙の最後には「冗談ですよ! あなたの免許証を店の前で見つけたので必要だろうと思って同封しました。余談ですが、次のホリデーには是非当社をご利用ください」とちゃっかりと宣伝文句も添えられていた。この一文を見たアームストロングさんは、全てが冗談とわかりホッと胸を撫でおろしたに違いない。
後日、リーさんとアームストロングさんは初めて顔を合わせ、このジョークに互いに笑いあった。アームストロングさんは「今度旅行する時はFlight Centreを利用しますよ」と話しており、リーさんの宣伝はどうやら成功したようだ。また、アームストロングさんが11月7日にツイッターでこの出来事を投稿すると、66,000超のリツイートを記録した。ニュースを知った人からは「面白い。リーさんのお給料を上げてあげて」「リーさんのユーモアは素晴らしい」「免許証をいい人に見つけてもらって良かったね」といった声があがっている。
画像は『will 2017年11月7日付Twitter「so I was pretty drunk the other night and I lost my ID, then this turns up today…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)