『セックス・アンド・ザ・シティ』のサマンサ・ジョーンズ役で日本でも人気を博したキム・キャトラル(61)が、このほど同シリーズで親友を演じた女優達について言及。ドラマでは絆の強いところを見せたものの、「彼女らは友達なんかじゃなかった」と吐き捨てた。また映画化までされた同シリーズだが、キムについては「とっくにムーブオン済み」。さらなる映画化などを望む声は多いが、ファンに対しても「いい加減に忘れてほしい」というのが本音であった。
サラ・ジェシカ・パーカー、クリスティン・デイヴィス、そしてシンシア・ニクソンと共に『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』に出演し、息の合った演技を見せたキム・キャトラル。この4人の織りなすドラマを見た世界中の女性達が「あんな女同士の友情って羨ましい!」と憧れたものだが、キムは彼女達と親しくはなかったという。このほどテレビ番組『Piers Morgan’s Life Stories』に出演したキムは、このように語っている。
「ドラマのなか以外では、あんな友情なんてありもしなかったわ。」
最後に共演者らと話した時期については「覚えていない」とのこと。キムは彼女達との関係について、さらにこう明かしている。
「私達は友達なんかじゃなかった。同僚なのよ。仕事とプライベートがハッキリと区切れていて、そういう意味ではこのほうが健康的だわ。」
また同シリーズの再びの映画化を望むファンが多いなか、キムは「もうSATCに出演する時期はお終い。新たなチャプターを目指したい」とのこと。特にキライなのはサラらしく、「もっと親切な振る舞いもできたでしょうに」「彼女の問題が何なのか、見当もつかない」と痛烈に批判している。また映画『SATC 3』の話が進まぬ理由として「キムがトンデモない要求をいくつも突きつけたせい」とする報道もあったが、キムの本音は…?
「悪者にされたって気分よ。今も嫌な気分だわ。私は金銭やプロジェクトを要求したワケじゃない。ディーヴァと思われるなんて、まったく馬鹿げているわよ。」
「ただ私はもうあの役を演じ終えているの。なのに(2度の映画化があったせいで)演じ続けたわ。楽しかったけれど、(さらに映画を撮るのなら)別の女優に私の役を演じさせればいいのよ。」
「アフリカ系アメリカ人版のサマンサ・ジョーンズ、ヒスパニック系のサマンサ・ジョーンズ、または別のキャラクターを投入すればいいのに。」