現在55歳ながら続々とヒット作に出演し、多くのアクションシーンも「真に迫る演技を楽しんでもらいたいから」と周囲の反対を押し切ってまでこなしてきたトム・クルーズ。彼が先日、「建物から建物に飛び移るという危険なシーンの撮影に挑戦するも何度か失敗。建物に激突し、骨を折るなど大怪我をした可能性が報じられた。
トム・クルーズが大怪我や死亡につながる大事故を起こさぬよう、映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの撮影現場にもスタントのエキスパートがつき指導を行ってきた。それでもトムの「自分でこなしたい」という思いは強く、「欲しいのはリアル感なんだ」「安全だと思える環境で危険シーンを演じたって、真の恐怖心は表現できない」とトムなりの主張を通し無理をしたことも多々あったという。
そんな彼が、シリーズ最新作の撮影で建物に飛び移るシーンに挑戦。想像していた以上に距離があったのか、トムは建物に着地することができず、体を壁に強打した。命綱をつけていたため落下による致命傷は回避できたものの、硬い壁に少なくとも2度は全身をぶつけ、「その結果、足首の骨が折れたらしい」「完治まで数か月かかるようだ」と一部メディアに報じられた。
そのトムがこのほど映画『バリー・シール/アメリカをはめた男(原題:American Made)』のプロモーションのため公の場に姿を現し、『ExtraTV』にこう話した。
「大丈夫です。お見舞いメッセージをくださった皆さん、どうも有難うございました。」
また「完治に時間を要するため撮影再開まで時間がかかるのでは?」とも言われたのだが、トムはこう語っている。
「2週間で撮影は再開します。」