自身の日常に密着する新ドキュメンタリー作品『Gaga: Five Foot Two』の中で、レディー・ガガは長いあいだ悩みの種となっていた体の痛みについて告白。その反響を受け、Twitterにて「実は線維筋痛症なの」と病名を明かしてファンを驚かせた。痛みの緩和法を模索中であるとも述べていたが、ブラジルにて出演予定だった『Rock In Rio』は激痛のため参加を断念、それに続き自身のツアー『Joanne World Tour』欧州公演の延期をファンに報告した。
ステージでのパフォーマンスを愛し、どこの国でも全身全霊をかけてショーに取り組んできたレディー・ガガ。しかし線維筋痛症が原因で体の痛みがあまりにも酷く、先日はブラジルでのパフォーマンスを断念し病院で治療を受けていた。
そのガガがこのほどSNSに祈るようなポーズを公開。このような声明文を添えてツアー延期を発表した。
「私はずっと、自分の心身の悩みについて正直に語って来たわ。」
「病気をより多くの人に知ってもらうだけでなく、同じように苦しむ人達のためにも、さらなる研究ができるようになればと思っているの。」
「『苦しむ』って言葉は、同情してほしくて使っているわけじゃない。注目してほしいわけでもないし、でっち上げでもないの。ツアーを中断するために犠牲者を演じているわけでもないわ。」
またガガは「ファンのためにパフォーマンスを披露することが何よりも好き」とした上で、こう続けている。
「ツアーの再開を楽しみにしているわ。でも今は、医師団と一緒にいなくてはならないの。強くなって、また皆さんのためにステージに立つためよ。あと60年、いえ、もっと長くパフォーマンスをするために。皆さんをとても愛しています。」