元「スパイス・ガールズ」メンバーで現在は人気デザイナーとして活躍するヴィクトリア・ベッカム。彼女が今月に開催したファッションショーにて、モデル達のメイクが非常にナチュラルで印象的だと話題になった。今回のメイクで、ヴィクトリアは“シンプルなのに自信に満ち溢れた雰囲気”を表現したかったのだそう。奇抜なメイクを選び衣装を際立たせるデザイナーも多いが、ヴィクトリアがこだわったのはスキングロス、淡いカラーの口紅、若々しく豊かなまつ毛だったという。
ヴィクトリア・ベッカムの「2018年 春・夏コレクション」がニューヨークで開催されたショーにてお披露目され、爽やかな色の美しく品の良い服が注目を集めた。また今回は「スッピン風」でありながら、輝きがあり若々しいモデル達のメイクも話題に。ナチュラルな美を強調したこのヌードメイクは、間違いなく流行すると見られている。
ちなみにお洒落に敏感なヴィクトリアだけに、これは来年のトレンドをしっかりと意識しての選択だった可能性が高い。ビューティサイト『Stay Glamour』によると、来年のトレンドのひとつは「ノーメイク、もしくは最大限にナチュラルに見えるメイク」とのこと。自然な肌色、同じく自然な髪や眉&まつ毛が好まれる見通しで、ズバリ「ナチュラルビューティ」が基本になるというのだ。
またこのヌードメイクは数年おきに流行る傾向があり、今から来年にかけてがちょうどその時期にあたるのだそう。しかし「ヌードメイク=スッピン」では決してなく、まずは肌の調子を整え、その上に肌の色にピッタリのナチュラルカラーのファンデーションを塗るのが基本。そしてまつ毛などは美しく目立つよう工夫をこらす必要もあるというから、「手間を省きたい」というズボラな人用のお手軽メイクではないようだ。