海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】小児病院の子供たちがイルカと触れ合う「辛い治療を忘れさせてくれた!」(米)<動画あり>

また、アナスタシー・アブードちゃん(10歳)は4歳の時に大きな銅像が倒れ頭蓋骨を押し潰されるという大事故に遭って以来、聴覚障がいや合併症を抱えている。助かる見込みはないとされていたアナスタシーちゃんだったが、奇跡的にも一命を取り留めた。しかし3か月に一度はMRI検査を受けねばならず、現在もなお長期にわたる治療を受けており、予後は不明だという。今回のイルカとの交流では「イルカがジャンプしている姿が好き。たくさんイルカを見られてすっごく幸せ!」と語った。セッションを見学していた父のニコラスさんは、イルカが娘に与えたインパクトの大きさに驚き「ワクワクと喜びでいっぱいの娘の顔を見れば、とても幸せなのがわかります。写真を撮り足りないぐらいでした」と喜んだ。

病院のスタッフ、カルロス・デルガードさんは「この経験は子供たちにとっていいセラピーとなりました。最初慣れるまでは不安を感じていたようですが、人生最高の経験だったととても喜んでおり、普段、化学療法など辛い治療に専念していることを束の間でも忘れることができたのではと思います」と話している。

30分という短いセッションではあったが、子供たちにとってはイルカに触れたりジャンプの指示を出したり、背ビレにつかまりながら泳いだりしたことは忘れられない経験となり、良きセラピーになったことだろう。大きな心の癒しを得た子供たちの姿に、シーワールドのスポークスマン、デイヴ・クーンツさんも「子供たちの笑顔と心の輝きが見られてとても心が温まりました」と語っている。

画像は『Inside Edition 2017年9月20日付「Children’s Hospital Patients Swim With Dolphins: ‘It Makes You Forget What’s Going On’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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