映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』が19日に公開初日を迎え、都内劇場にてキャスト8名による舞台挨拶が実施された。EXILE、三代目J Soul Brothers、GENERATIONSなどEXILE TRIBEを中心にした面々が多数出演する同作であるが、日頃からよく知る間柄だけに撮影時には照れ臭かったり、意外な一面を発見することもあるようだ。
ドラマ、配信、コミック、SNS、オリジナルアルバム、ドームツアー、そして映画とバラエティに富んだ展開を見せるプロジェクト『HiGH&LOW』。その集大成として作られた映画『HiGH&LOW THE MOVIE』は興行収入21億円、続く映画『HiGH&LOW THE RED RAIN』は興行収入12億円と、ともに大ヒットを記録した。そして待望の新作映画が今作『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』である。
たった今、同作を鑑賞し終わったばかりの観客の前に、キャストの岩田剛典、黒木啓司、NAOTO、町田啓太、鈴木伸之、関口メンディー、中村蒼、山田裕貴が拍手と歓声に迎えられて登場。岩田が「映画をご覧になって楽しかった人?」と問いかけると、客席から「はーい」とたくさんの手が上がった。岩田は「初日を迎えることができて万感の思いです。自分たちが魂を込めて作った作品です」と同作を紹介した。
役作りについて聞かれた岩田は、「もう3年ですか。3年も同じ役をやることはなかなかないので、役はもうできているので…」と山王連合会の総長・コブラ役について語り、「今回は山王連合会で3年間やってきて初めて内部亀裂が起きるので、リーダーとしてチームを守ろうとする気持ちや姿勢は前回以上に強く持っていかないとと思いました」と気を引き締めて臨んだことを明かした。
同じく山王連合会のヤマトを演じる鈴木伸之は「コブラ総長にくっついて“俺たちはまっすぐいくんだ!”という熱い気持ちをね、(山下)健二郎さん演じるダンが完全に裏切ってしまうんですよね」とネタバレしつつ、「撮影中に岩田さんが誕生日でみんなでホテルでお祝いしたんですよ。楽しかったですね」と話を振った。それに続けて岩田も「ちょうど移動日が誕生日当日で、翌日が北九州で撮影で。みんながホテルに入っているのを知らなくて“誕生日なのにひとりでホテルでめちゃくちゃ寂しい誕生日だな”と思っていたんですけど、健二郎さんに部屋に呼ばれてパッと電気点いたら山王連合会のみんながいて、お祝いしてもらって最高だった」と顔をほころばせると、鈴木も「映画とは裏腹に山王連合会は大の仲良しですから!」と力を込めた。