映画『ミックス。』(10月21日公開)で俳優・瑛太とW主演を務める女優・新垣結衣と、昨年のリオ五輪でも活躍した卓球界のスター・水谷隼選手&石川佳純選手とのスリーショットが公開された。同作は卓球の男女混合ダブルス(=ミックス)を通じて、不器用でどこか欠点だらけの登場人物たちが小さな“奇跡”を起こす、恋と人生の再生物語であり、水谷・石川両選手は本人役で出演する。新垣は両選手について「フランクな、身近な雰囲気のお二人」と印象を語っている。
“ガッキー”こと新垣結衣が演じるのは、恋と仕事に敗れた元天才卓球少女・多満子。人生の再起をかけて元プロボクサーである萩原久(瑛太)と共にミックスペアを組み、全日本卓球選手権への出場を決意することに。共演には瀬戸康史、永野芽郁、斎藤司(トレンディエンジェル)、蒼井優、真木よう子、吉田鋼太郎、生瀬勝久、遠藤憲一、小日向文世らが集結した。
同作で欠かせなかったのは、本物の卓球選手たちの存在だった。主人公が属する「フラワー卓球クラブ」が出場する全日本卓球選手権 神奈川地区大会にて、メンバーである夫婦ペア落合元信(遠藤憲一)&落合美佳(田中美佐子)と対戦するのは、本物の卓球選手の木造勇人&伊藤美誠ペア。そして吉岡弥生(広末涼子)&佐々木優馬(佐野勇斗)ペアの前に立ちはだかるのは、こちらも卓球選手の吉村真晴&浜本由惟ペアだ。彼ら4人は卓球選手といえどもそれぞれ役を演じているが、水谷隼選手と石川佳純選手は本人役で壮行会のパーティー会場に現れる。そのためだろう、石川佳純選手もパールのネックレスにピンクのワンピースを着用している。
水谷選手は「初めての映画の撮影ということで非常に緊張しました。オリンピックと今回の撮影とどちらが緊張するかと言えば、圧倒的に映画です。断トツです。ガチガチでした」と相当な緊張ぶりを明かしながらも「僕自身の持っている力は全部出せたと思います。何回も何回も同じシーンを撮影するのが本当に大変だなと感じました」と振り返った。そして「新垣さんはテレビでは何度も観ていて今回初めてお会いしましたが、思っていた通りとても綺麗な方でした」と絶賛した。
また石川佳純選手は「初めて、映画の撮影現場にこういう形で参加させてもらって、こんなにたくさんの方々が映画に関わっているんだなあっていうのがわかりましたし、すごく楽しい経験ができました」と初体験を楽しんだよう。さらに「新垣さんとは初めてお会いして、撮影の休憩時間にお話しさせてもらった時、すごく優しくて、元々ファンだったのですがさらに好きになりました」と喜んでいた。