海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】出産に立ち会った警察官が1歳女児のパーティーにお呼ばれ その姿が可愛すぎる!(米)

仕事柄、警察官が市民の急な出産に立ち会うことは珍しくないだろう。しかし、その後も家族に限りなく近い友人として深い絆を育み続けるケースは少ない。そんな素敵な関係を築き上げた一家とある警察官の心温まるニュースを『ABC News』や『Fox News』ら複数メディアが伝えている。

2016年7月17日深夜、米テキサス州タラント郡グランベリーに住むデスティニー・ホールさんは陣痛を起こし、夫ケイレブさんの車で自宅から45分離れたフォートワースにある病院へと走った。しかし医師にまだ分娩には早いと伝えられ、夫婦は午前4時半頃に病院をあとにした。

約1時間後に帰宅したデスティニーさんだったが痛みはさらに強くなり、夫婦は万が一に備えて車の座席にゴミ袋を敷き、再び病院へと向かった。半分ほどの距離を走ったところで、デスティニーさんが「病院まで持たないかも知れない」と思ったその矢先、破水した。

ちょうどその頃、仕事に向かう途中の同郡警察マーク・ダイボールド副巡査は、スピードを出して走行している1台の車を発見した。そこでスピードを緩めるように指示したところ、車の運転手だったケイレブさんから「子供が産まれそうなので病院に急いでいた」という答えが返ってきた。

それを聞いた副巡査は病院までのエスコートを申し出た。しかしその2分後、妻から車を停めるように言われたケイレブさんは、慌てて近くのガソリンスタンドに停車した。ダイボールド副巡査は救急車の手配をしたが、「今産まれるわ!」とデスティニーさんが叫び、救急車を待つ間もなくエヴェリンちゃんが誕生した。

思わぬ出産の現場に立ち会うことになったダイボールド副巡査は、産まれたばかりのエヴェリンちゃんの気道を確保した後、車の後部座席から乳児を包むための毛布を取り出すなど積極的にケイレブさんに協力し、その後家族を病院へとエスコートした。

デスティニーさんは当時を振り返り、「ダイボールド副巡査は、まるでキャンディーショップに来た小さな子供のように笑顔が絶えませんでした。私たちとハイファイブをして出産を一緒に祝ってくれたんです」と明かしている。

このニュースを知った写真家のシンディ・ウィリアムズさんは、ホール夫妻に連絡し、無料の記念写真撮影を申し出た。そして誕生して間もないエヴェリンちゃんが、警察官バッジを身につけたキュートな記念写真が完成した。

その1年後、再びウィリアムズさんによって記念すべき写真撮影が行われた。出産以降、ホール一家はダイボールド副巡査と友情を育み続け、家族のような付き合いを重ねてきたそうだ。7月21日、エヴェリンちゃんの1歳の誕生日を記念して、ウィリアムズさんはエヴェリンちゃんとダイボールド副巡査の仲睦まじいキュートなティーパーティーの様子を撮影した。

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