飼い主にとって、愛するペットは家族の一員としてみる人も少なくない。このほど北アイルランドに暮らすカップルが、「息子のような存在」である愛犬に挙式で結婚指輪を渡す“リングベアラー”を務めてもらったという。『Inside Edition』や『Express&Star』が伝えている。
ベルファスト在住のシェリー・アッチェソンさんとショーン・マックロリーさんは、5年の交際を経てこのほどめでたくゴールインした。6月4日に挙式が行われたが、この特別な日の見どころとなったのはリングベアラーを務めた愛犬アルフィー(7歳)だったようだ。
シェリーさんとショーンさんは、ともにアイリッシュ・ヨークシャーのアルフィーに大役を任せることを思いつき、2人とも「アルフィー以外にその役は考えられなかった」と明かす。
挙式当日に犬用タキシードを着たアルフィーは、背中に2人分の結婚指輪を載せてシェリーさんとショーンさんのもとへ一直線に駆け寄って来たという。慣れない雰囲気ゆえに万が一アルフィーの気がそれてはいけないと、カップルはポケットにおやつを偲ばせておいたそうだ。しかしそんな心配も無用だったようで、「完璧に役割を果たしてくれました」とシェリーさんは語る。
またショーンさんは「愛の象徴である結婚指輪を手渡す役に彼を選んで正解でした。アルフィーは大切な家族の一員で息子同然であり、彼がいることで私たち2人の絆はより深いものとなったのです」と話している。