親子4世代のうち3世代が同じ誕生日になる確率は33,000分の1だという。このほど米コロラド州で父と曾祖父が生まれた日に誕生した男児が話題になった。米メディア『ABC News』『Today』などが伝えている。
コロラド州リトルトンに暮らすコナー=ジェイムズ・エッパードさん(27歳)とジョーディンさん(26歳)の間に7月1日、2人目となる赤ちゃんが誕生した。
そのボーデン=マシュー=ジェイムズ君は、父や曽祖父ジェイムズ=エルマー・モリセットさん(86歳)と同じく“ジェイムズ”という名前をシェアしたただけでなく、誕生日も同じという偶然を持って生まれてきたのだ。
奇跡のシェアとなったボーデン君だが、実は出産予定日より17日も早かったという。ジョーディンさんが超音波検査を受けに行った時、ボーデン君の頭や肩、腹部が大きくなっていることを知らされたが、医師はさほど心配していなかった。しかしその日の夜、急に陣痛が起こった。
自然分娩を望んでいたジョーディンさんだが、ボーデン君が産道で詰まってしまったため帝王切開での出産となった。一家は6月29日に新しい家に引っ越したばかりでストレスも大きく、ボーデン君が予定日より早く生まれる可能性が高くなり「17日も早く生まれてくるなんて、もし健康面に何か問題があったらどうしよう」とジョーディンさんを不安にさせたが、ボーデン君は3941グラムで元気に誕生した。