『第9回AKB48選抜総選挙』（AKB48 49thシングル選抜総選挙）の速報結果でNGT48の荻野由佳が1位となった。投票速報での5万5061票は過去最多で2位のSKE48・松井珠理奈（3万4641票）、3位のHKT48・指原莉乃（3万2340票）に大差をつけた。ただ5月30日10:00より投票受け付けを開始して5月31日時点の速報だけに、6月16日15:00の投票締め切りまで状況はどうなるか分からない。

しかしながら今回の展開は、2013年の『第5回AKB48選抜総選挙』でSKE48の柴田阿弥が速報で前年圏外から8位にランクインして「誰？」と話題になったことを思い起こさせる。柴田は最終結果で17位と躍進を遂げ、翌年の選抜総選挙では「速報8位」「最終結果15位」と選抜入りを果たす。荻野由佳が同じような道を歩んでも不思議はないのだ。

6月4日放送のバラエティ番組『ワイドナショー』（フジテレビ系）でも『第9回AKB48選抜総選挙』速報結果について取り上げた。泉谷しげるが「指原は有名になっちゃたから。ファンは“探しっこ”が好きなんだよ」と読めば、当の指原莉乃も「あまりテレビに出ていなかった頃の方が急に9位や4位になった。ファンは“見つける”という感覚がすごく好きなので…グループについては良い傾向だと思う」と話した。

荻野由佳の他にも速報結果で16位以内にランクインした「5位　本間日陽（NGT48）」「7位　高倉萌香（NGT48）」「11位　加藤夕夏（NMB48）」「16位　久保怜音（AKB48研究生）」などは「探しっこ」や「見つける」魅力があるのではないか。