お笑いタレントの鈴木拓(ドランクドラゴン)が、過去に田中卓志(アンガールズ)が母の手作り弁当を食べている姿を見て大泣きしたことをラジオ番組で明かした。テレビ番組のコーナーで母が作ってくれた弁当が酷評され、怒った田中がその場で「美味い! 最高!」と掻き込む姿に涙が止まらなかったという。
自身も我が子のお弁当を作ることがあるという鈴木拓。5月1日のラジオ番組『アッパレやってまーす!』でお弁当の思い出を聞かれると、「俺、弁当ですごい泣いちゃったことがある」と田中卓志と共演した番組でのエピソードを話し出した。
これは2011年に放送された『はねるのトびら』(鈴木はレギュラー出演)で、母の日特集として“芸人の母ちゃんの弁当を格付けする”という企画だった。学生時代によく持たせていた弁当を、再現して作ってきてもらったのだ。審査員は俳優やタレントで、鈴木によると「番組サイドとしては一番キレる要素、要は芸人を怒らせたい」という目的だったので、審査員らのコメントもかなり辛辣であった。その中でどの審査員からも評価が低く、最後に残ったのが田中の母親が作ったお弁当だった。
料理上手と評判の女性タレントから「冷凍食品が使われてる」との指摘もあった。すると田中は「ずっと看護師として働きながら毎日、お弁当を作ってくれた」「このお弁当を食べて、こんなに背が伸びたんだから」と叫び、すごい形相で「美味い! 美味い! 最高!」と言いながら、母の弁当をバクバク食べ始めたのである。