小栗旬主演ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(関西テレビ・フジテレビ系)の第5話が5月9日に放送された。小栗演じる稲見朗が暴力団組織・仁愛興業に潜入捜査するため、まずは留置場に入り暴力団員の沢田に近づくところから始まる。その沢田役を務めたのがゲスト俳優の杉本哲太だった。
番組公式サイトで小栗は「哲太さんとは何度か共演していますが、今回もすごく役に徹してくれたので、稲見と沢田はとても面白い関係性になっています」と共演を振り返る。沢田(杉本)は同郷だという稲見(小栗)に親近感を抱き、出所後に職を探す彼に頼まれ仁愛興業に繋いでくれる。稲見にスーツを買うようお金を渡したり、中華料理屋でご馳走したりと兄弟分の関係が出来上がっていく。
暴力団員だけに怖い雰囲気を醸し出すが、2人きりになると親身になって優しく接してくれる沢田。稲見は特捜班の先輩・田丸三郎(西島秀俊)から「潜入捜査は相手を騙す罪悪感に苦しむ」ことを聞かされていたが、沢田に対してそうした感情を持ち始めていた。ところが、思わぬ展開から突然の別れがやってくる。
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班オフィシャルブログ』では、第5話の放送日に「杉本さんが撮影の合間に待機する楽屋に潜入」と彼の姿を公開している。「怖い」表情と「笑顔」を見せてくれサービス精神溢れるが、ドラマでの迫真の演技から本当の性格が分からなくなりそうだ。