「モヤモヤしていたから」という理由で理性を無くし、82歳の女性をレイプ目的で襲った29歳変態男の裁判が、このほど英バッキンガムシャー州のアイルズベリー刑事法院で行われた。男には4年と2か月の実刑判決が科せられたことを英『Metro』や地元紙『The Bucks Herald』が伝えている。
裁判中でさえ、判事や検察官らが男のあまりの変態ぶりに辟易する場面が見られたようだ。
昨年、バッキンガムシャー州ウィンスローに住むグレッグ・レアード(29歳)は、通りを歩いていた82歳の女性に性的興奮を感じた。
レアードは女性の背後から近づきタックルして襲い地面に押し付け、女性を仰向けにした。その時、女性は渾身の力でレアードの顔を殴って逃れようとした。しかしレアードは女性の抵抗に何の反応も示さず、ブラジャーの中に手を入れて胸をまさぐり、自慰行為に及んだという。
女性は「私は82歳よ! 82歳なの! やめて、放して!」と泣き叫んだが、レアードの行為は加速する一方だったため女性はレアードの性器を力いっぱい握った。レアードはそれがきっかけで立ち上がりその場を立ち去っている。
このたびの裁判では、この82歳女性だけではなく他にも数人の女性がレアードの異常な性癖の被害にあっていたことがわかった。レアードはウィンスローに住むある女性の家へ出向き、女性宅の壁に向かって自慰行為をするという異常行為に出た。
物音に気付き外に出た女性は、男の行為に気づき急いで家に戻り慌てて勝手口のドアのカギを閉めようとした。しかしレアードは、表のドアにチェーンがかかっていたにもかかわらずその隙間に性器を入れようとしていたという。恐怖に怯えた女性はその光景に叫び、すぐに警察へ通報した。