米フロリダ州で最近、20代の男が90代の女性宅に侵入して凶器で脅し、性的暴行を加えて逮捕・起訴されていたことがわかった。被害にあった女性は超高齢かつ全盲でまったく太刀打ちできず、容疑者には同様の前科があるという。

フロリダ州ディアフィールドビーチの裁判所でこのほど、93歳の全盲の女性が殴られ、性的暴行を受けるという許しがたい事件についての第一審がスタートした。クライド・アルヴィムス・リーンドルという22歳の男が住居侵入、暴行、強姦、公務執行妨害などにつき起訴されていたが、同様の前科を持つリーンドルに設定された保釈保証金は100万ドル超と非常に高いものであった。

デルレイビーチ警察がその事件について発表したところによれば、リーンドルは被害者女性のアパートにある日の深夜2時半ごろに侵入。ベッドに寝ていたところを押さえつけて殴り、性的暴行におよんだ。女性は緊急アラームを作動させ、その音を聞きつけて近隣住民3名が駆けつけたが、リーンドルの凶暴な力に敵う者はいなかったという。その後に到着した警察官がリーンドルを逮捕したが、いつまでもズボンをはかず「やめるように」という注意を無視したリーンドルに対してはテーザー銃がいく度も使用され、警察官2名も怪我を負った。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）