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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】難病の7か月息子を生かせてやりたいと願う親、裁判で病院側と対立(英)

数多くの小児の病と対峙してきた有名病院の医師が匙を投げたということは、我が子の“死”を意味するに等しい。しかし愛する息子に海外での治療を受けさせたいと病院側と真っ向から対立している両親が、このほど裁判で病院側の意向を尊重する決断が下されて泣き崩れた。『Daily Record』など複数メディアが伝えている。

英ロンドン西部ベドフォント(Bedfont)に住むコニー・イエイツさんとクリス・ガートさんは息子を授かり、2016年8月にチャーリー君(8か月)が生まれた。しかしチャーリー君は、筋肉や腎臓、脳にエネルギーを供給するミトコンドリアの異常で起こる「ミトコンドリアDNA枯渇症候群」の中でも世界で16例しかない極めて珍しい難病を患っていた。

生後8週から容体が悪くなったチャーリー君は、その後入院の日々を過ごしてきた。検査で病名が明らかになったのは昨年10月のことだったという。チャーリー君の場合は進行性の筋力・臓器の低下が見られるほか脳にダメージを受けており、現在はロンドンにあるグレート・オーモンドストリート病院で人工呼吸器を装着して入院中である。ところが小児医療のスペシャリストが数多く揃うこの有名病院の医師は、治る見込みもないとされる重い病を抱えたチャーリー君に対して人工呼吸器を外すことを両親に提案した。そして高等裁判所でその許可の申請を行った。

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