許し難い盗撮行為につき今月9日に逮捕されたのは、テキサス州キャロルトンの「R.L.ターナー高校」に勤務していたジョージ・エドウィン・トーマスという男の教師。被害に遭ったのは2015~2016年次に在籍していた女子生徒たちで、トーマスは盗撮に関する6つの罪状を含む重罪にて起訴された。
裁判所に提出された宣誓供述書によれば、トーマスの犯行を暴いたのは彼の浮気を長く疑っていたガールフレンドであったもよう。2月のある日、彼女が友人とともに浮気の証拠探しをアパートで行ったところ、トーマスのものとみられるUSBメモリーを発見。そこには高校の女子更衣室の様子と、教壇の下部から女子生徒のスカートの中を見上げるように撮影した動画が多数収められていた。
警察の任意の事情聴取に対し、トーマスは「確かに携帯電話をそうした場所にセットした。しかしそのデータは生徒と共に見て学ぶためのもので学習の一環」などと理解も不可能な釈明を行って逮捕となり、高校からも休職を言い渡された。警察は動画の分析により6名の被害者生徒を特定しており、被害者生徒側から被害届が出されれば追訴も免れないという。
盗撮事件では女子トイレが狙われることが非常に多い。米ペンシルベニア州のあるレストランでは女子トイレの天井裏に潜んで盗撮を行ったとして男の従業員を逮捕。台湾では旅客機のビジネスクラス用トイレで盗撮が行われた。意外なのは米国体操協会の関係者たち。未成年女子選手に対して盗撮、性的接触などを行ったとして、このところ次々と検挙者を出している。
出典:http://www.foxnews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)