2月3日に放送された音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、YUKIのソロデビュー15周年について紹介された。これまでも歌や楽曲はもちろんダンスや衣装でも独自の魅力を出してきたYUKI、この日もコートの下にステージ用の衣装を隠していた。タモリが「衣装は自分で考えているの?」と触れたところ「そうですね、スタッフと一緒に考えたりしてますね」という。
さらにタモリが彼女の靴に興味を示せば「そうなんですよ~! ほ~らっ!」とシルバーでキラキラ輝くブーツを見せる。ヒールの高さが凄く「危ないですよこれ」と心配され「気をつけます」と微笑んでいた。そんなやりとりをするYUKIは少女のように楽しそうでJUDY AND MARYの頃を思い出させる。
やがて新曲の話題となり、「バイスタンダー」についてYUKIが「直訳すると傍観者という意味なんですけど」と話し出す。「私、いつもハナモゲラ語で歌詞を作るんですけど。“ナナナ~さよならバイスタンダード…”って出てきて、バイスタンダードって何だろうと調べたら“傍観者”という意味だった。これで書いてみようと思って…」と“ハナモゲラ語”から発想したことを明かした。
“ハナモゲラ語”はタモリがネタで話す“なんちゃって外国語”のような適当な言葉のことだが、最近はあまり披露しなくなり“ハナモゲラ語”というワードも耳にする機会が減った。YUKIの口からそれを聞いてタモリも嬉しかったのではないか。
ステージではバンドとストリングスをバックに『さよならバイスタンダー』を伸び伸びとパフォーマンスしたYUKI。冴えわたるボーカルに創作ダンスのような踊り、仕草や表情までが素晴らしく、最後のカメラ目線まで隙が無い。さらには三浦大知とコラボした仮面ライダーエグゼイドのキメポーズを真似て見せると共演者たちに広がり、エンディングでは三浦が「皆さんがコレ(ポーズ)にすごくハマって下さって」と喜んだ。
圧倒的なステージからキュートな言動まで“YUKIワールド”に包み込んでしまうその魅力は、44歳となってもまだまだ健在である。
出典:https://www.youtube.com
出典:https://twitter.com/mst_com
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)