グラミー賞授賞式で、ビヨンセらを下し「最優秀アルバム賞 （Album of the Year）」を受賞したアデル。これに大変感謝しつつ、アデルは泣きながらこう話した。

「これを頂くなんてできません。受賞して恐縮しており感謝もしています。でも私にとって素晴らしい人はビヨンセなんです。彼女のアルバム『Lemonade』はとてつもなく素晴らしい。念入りに創られていて美しく、さらに魂がこめられているのです。」

またアデルはビヨンセ本人に対して「あなたはいつもは見せない面も私達に見せてくださった。感謝しています。私達アーティストは、みんなあなたが大好きなんです。あなたは私達の光です。私、私の友達、そして私の黒人の友人に力をくれる。自分達で立ち上がる力をくれる。私はあなたを愛しています。これまでもずっと大好きだったし、その思いはこれからも変わりません」とも語った。

ちなみに主要部門でビヨンセを下したアデルは、グラミー賞トロフィーを半分に折り持つ姿も撮られている。半分はビヨンセに渡すのではないかとも言われているが、詳細は明かされていない。しかしその後、ビヨンセについて再びこう述べている。

「スピーチでも言ったように、私がみなさんに聴いてほしいアルバムは『Lemonade』です。」
「嘘はつきません。私が応援していたのはビヨンセなんです。」

双子妊娠を大喜びしているビヨンセは、アデルの想いに感激し素晴らしい授賞式を満喫できたはずだ。

出典：https://www.instagram.com/recordingacademy
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）