ハリウッド俳優ジョニー・デップとGOSHの繋がりは深い。というのも2007年、愛娘のリリー=ローズ・デップ(17)が当時7歳の時に腎不全を患いこの病院に入院していたのだ。
愛する娘を救ってくれたこの病院は、ジョニーにとって特別な場所となった。そんな彼は現地時間9日、自身の大ヒット映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャラクター“ジャック・スパロウ”の衣装を着てGOSHを訪れ、一足早いクリスマスプレゼントとして病気の子供たちを励ました。
まだ幼い子供たちはジャック・スパロウというキャラクターやジョニー・デップという名前さえも知らないが、彼を知る子供たちやその親にとってはジャック・スパロウの突然の登場にかなり驚いたようだ。
10代の患者というeithne.さんは、ツイッターで「こちら本物のジョニー・デップよ。病院に来てくれたんだけど、どうなってるの!?って感じ」と興奮気味にツーショットを披露している。
また、高インスリン血症の幼児とも記念写真を撮ったジョニーの姿は、幼児のおばであるヴィクトリア・カーニーさんによって「みなさん、姪っ子とあのジョニー・デップよ」とインスタグラムに公開された。
実はジョニー、GOSHを2007年から毎年訪問しているという。昨年12月、BBCのトーク番組『グラハム・ノートンショー』でジョニーは語っているが、娘のリリー=ローズが入院していた時は彼の人生で最も暗かった時期だったそうだ。しかし娘の命を救ってもらってから、この病院を訪れることは自分にとって「ギフトのようなもの」という。そんなジョニーはGOSHだけでなく、昨年はオーストラリア・ブリスベンの病院を訪れて子供たちに希望や喜びを与えていた。
彼のこうしたチャリティー精神とその活動を称賛する人は多い。今回報道された各紙でも「やっぱり最高」「素敵」「子供たちの反応はプライスレスね」といったコメントが寄せられており、子供たち一人一人と丁寧に接するジョニー・デップの優しさが滲み出ているといえよう。
出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)