発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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2011年、「彼」に視線を送る者はまだ誰もいなかった。手作りの衣装を着て、文字通り手弁当で地元船橋市のPR活動を始めた、たった「ひと梨」の妖精。当時「ゆるキャラ」「ご当地キャラクター」は地方自治体の起爆剤として浸透し、各地で新しいキャラクターが次々と誕生していた。すでにこの時にはご当地キャラクターの世界は飽和状態にあったかもしれない。各地方自治体の公認、目的は地域振興、どちらかというと受身、そしてしゃべることがない。誰もが「またか…」と食傷気味に感じ始めたころ、現れたのがご存じ、梨の妖精「ふなっしー」だ。
地元船橋市のPRのためと言っても市公認という後ろ盾もない。何より人々を驚かせたのは、それまでのゆるキャラの概念をひっくり返す俊敏すぎる動きと、ユーモアたっぷりに「自分の考え」から発するふなっしーのトークだった。この前代未聞の「梨の妖精」が生まれてからはや5年。当初は誰もそして「本人(梨)」すら想像していなかったであろうその人気は、地元船橋市から日本全国へ、そしていまや世界中に広がっている。
おそらく今世界で一番忙しい「梨」となったふなっしー。意外にもインターネットニュースのインタビューに登場する機会がなかったふなっしーに、満を持してテックインサイトがじっくり話を聞いた。