エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】カズレーザーも「売れる!」太鼓判 クイズ番組で活躍した、インテリヤンキー澤山って何者?

9月12日放送のクイズ番組『Qさま!!』で宇治原史規(ロザン)、カズレーザー(メイプル超合金)、そして並みいる東大卒の著名人と現役東大生を倒し、見事準優勝を果たしたのが“インテリヤンキー”こと澤山裕仁(なんぶ桜)だ。カズレーザーと澤山はあるユニットライブで1年間、同じ舞台を踏んでいた芸人仲間である。無名時代を共に過ごした後輩の活躍を、カズレーザーは我が事のように喜んでいた。一方で、いまだ芸人として日の目を見ない澤山裕仁の悩みはかなり深いようだ。

小さい頃からお笑い番組が大好きで、特に爆笑問題のファンだったという澤山裕仁。「短い人生、やりたいことをしたい」と2011年に東京大学法学部卒業後、お笑い芸人を目指すもキャラ設定に迷走。2013年に今の相方とコンビを結成するが、当時はまだ黒髪、メガネ、ダークスーツの真面目スタイルで“東大卒”を前面に押し出すしか“手”がなかった。現在の金髪のヤンキースタイルに変わってからは、まだ2年ほどしか経っていない。

実は今回の『Qさま!!』放送の1か月ほど前、『お願い!ランキング』の人気コーナー「カズレーザークリニック」で“東大の悩みSP”に澤山が相談者として出演している。実年齢では3歳年上で芸歴もカズレーザーの方が長いとはいえ、昨年1年間同じ舞台に立っていた仲間が、今では毎日テレビで見ない日がないほどの人気者になっている現実。自分のテレビ出演は「半年ぶりだ」という澤山の口調は重かった。

周囲からは「ヤンキーキャラに無理がある」「キャラの詰め込みすぎ」と指摘され、澤山にも迷いが生じているようだ。これを聞いたカズレーザーは「一番の問題は“ヤンキーキャラ”が果たして面白いか?」だとしながらも、「東大卒」「無理しているヤンキー」は分りやすい設定であると高く評価した。重要なのは「自分がそのキャラを貫き通せるのか」ということだとカズレーザーは断言した。

澤山が所属するワタナベエンターテインメントには、澤山のほかにも、石井てる美(東大→マッキンゼー・アンド・カンパニー)、セクシーチョコレートのREINA(ハーバード大学院→FBIの最終試験に合格)といった驚くほどの学歴、職歴を持っている者がいる。すでに“東大卒の芸人”というキャラ設定は澤山の武器にはなり得ない。やはり本業の漫才やコントのネタで評価されたいところだ。カズレーザーは「なんぶ桜のネタは、文章に起こしても面白い。売れると思うよ」と太鼓判を押している。「M-1グランプリ2016」の一回戦を突破したなんぶ桜の今後に注目したい。

出典:https://www.instagram.com/kazlaser
(TechinsightJapan編集部 みやび)