女優の森川葵がバラエティ番組で変わった趣味や言動を明かして「不思議ちゃん」と話題だ。その彼女がドラマ撮影の合間に寝入るところが公式Instagramで公開されている。共演者の酒井若菜もその寝顔に見入るように穏やかな笑みを湛えていた。その場面から“あのような姿”は想像もつかないのだが…。
森川葵は木曜ドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』(日本テレビ系)で主人公となる弁護士・柿崎真一(三上博史)の相棒弁護士・丸井華を演じている。柿崎のガールフレンドで歯科開業医・水谷美樹役を務めるのが酒井若菜だ。9月9日、『ドラマ 遺産相続弁護士 柿崎真一 kakizakishinichi Instagram』にて「#森川葵 #酒井若菜」「#華と美樹姉さん」などのタグとともに2人の姿が投稿された。
「ガチ寝? 笑」「いい写真。可愛い」などの反響とともに「葵ちゃんちょっと不思議ちゃんらしいけどかわいいね」というコメントも届いている。8日に放送されたトークバラエティ番組『ダウンタウンDX』に出演した森川葵が自ら話したり、関係者からの証言で“不思議ちゃん”の片鱗を見せたからだろう。
彼女はデジカメではなくフィルム撮りのカメラが好きだという。ただ、写真を撮るよりも本体の外観を楽しんだりスイッチやシャッターを押した時にカメラの一部が動作するそのアクションが良いらしい。たとえばフラッシュをたくときに「チュイ~ン」と鳴るエネルギーを充填するような音がたまらないそうだ。MAMIYA、PENTAX、Rollei、OLYMPUSなど年代物から最近の機種まで集めており、メカが好きな人ならばその気持ちが理解できるのではないか。
さらにヘアメイクさんによると、森川はメイク中に突然歌い始めるという。いつも大きな声で気持ちよさそうに歌うので、ある日「歌が好きなの?」と聞いたところ「歌うのは好きじゃない!」と意外な答えが返って来た。これなどは“不思議ちゃん”らしいエピソードだ。実は森川、ドラマ『表参道高校合唱部!』(2015年)に主要な役どころで出演していたが、この日はそれについて「歌うドラマもやらせてもらったが、なんか結局あんまり好きになれなくて」とぶっちゃけたところ、周囲に「二度と歌うドラマ来ないよ!」と言われてしまった。
モデルの佐藤エリは森川と同じ楽屋になったことがあり、その時も大声で歌っていたそうだ。感心なことに森川は共演者である超新星についてPVで楽曲を調べて臨んだという。今回はT.M.Revolution西川貴教がいるので、周囲からちゃんと調べたのかと確認されると「西川さんの曲、1曲も知らなくて」と即答して西川を硬直させた。彼がこの夏、甲子園球場で『六甲おろし』を熱唱したVTRを見たところだったので、「西川さんの六甲おろしは知ってるよね?」と聞かれると「六甲おろし? 分からないです」「みんな知ってるものなんですか?」と答えてスタジオをざわつかせた。
関西人として松本人志が「マジで? 六甲おろしやで!?」とキレ気味に突っ込むが、意に介さぬ様子に諦めて「大根おろしは知ってるよね?」と笑わせた。彼女のエピソードはカメラや歌ばかりではない、夜は10時に寝るという子どものようなところもある。だからドラマ撮影の合間でも「ガチ寝」できるのだろう。そんな森川葵の“不思議ちゃん”はまだまだ奥が深そうだ。
出典:https://www.instagram.com/kakizakishinichi
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)