発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
Rank.1
「万が一何かあった時のために、朝5時に式場に向かいましょう。」
その日、陝西省安康市出身のカップルは、式に参加する40人の親戚や友人らと一緒に、時間に余裕を持って市内を出発したはずだった。
中国北部地方では“初婚のカップルは正午に式を挙げると幸せになれる”という言い伝えがあり、このカップルもそれにならって結婚式を予定していた。
しかし式場に向かうトンネル内で突然の渋滞。前方でトラックが事故を起こしたのだという。
「すぐに渋滞は解消されるだろう。」
新郎はまだ時間に余裕があるから大丈夫と、トンネル内で友人とポーカーを始めた。しかし、車は1時間たっても2時間たってもちっとも進まない。
「このままでは式に間に合わない。12時までに結婚しないと私たちの幸せは逃げていってしまう。」
動転したカップルだったが、ここで意外な行動に出る。なんと、トンネル内で式を挙行することに決めたのだ。
「幸い招待客もみんなトンネル内にいる。これは好都合じゃないか。」
この地方の伝統的な衣装を身にまとい綺麗に髪飾りをした新婦と黒のスーツに身を包んだ新郎は、友人や家族に見守られながらトンネルの中で一風変わった結婚式を挙げた。緊張からか、思わぬハプニングの後の結婚式にグッときたのか、2人の目からは涙があふれていた。
華やかな式場とはいかなかったが、めでたく夫婦になった2人。ここまでして式を決行したからには、きっと幸せな結婚生活が待っているに違いない。
ちなみに渋滞だが、正午過ぎに解消、通行止めも解除されたということだ。
出典:http://shanghaiist.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)