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writer : maki

【エンタがビタミン♪】“金”の川井梨紗子選手 栄監督を笑顔で投げるシーンに海外も評価「名場面のひとつ」

リオデジャネイロ五輪・レスリング女子63キロ級決勝で川井梨紗子選手(21)がマリア・ママシュク選手(23)を下して金メダルに輝いた。優勝が決まった彼女は、駆け寄ってきた栄和人監督を肩車で投げ飛ばすという独特な方法で喜びを分かち合う。その一場面がIOCのInstagramに公開され、海外からも祝福を受けている。

試合前から「勝ったら投げさせてください」とチームコーチでもある至学館大の栄和人監督に話していたという川井梨紗子選手。マリア・ママシュク選手を破って金メダルが決まった瞬間は感極まって涙していたが、すぐに喜びの笑顔となり両手を広げて駆け寄ってくる栄監督を見事に投げ飛ばして見せた。しかも監督でさえ「1度のつもり」だったはずが2度投げた。会場で見ていた現地ブラジルや海外の人は想像もしない光景に大爆笑だったという。

IOC公式の『The Olympic Games olympics Instagram』では川井選手が笑顔で栄監督を投げようとする1コマを「One more celebration for coach Kazuhito Sakae.」と投稿しており、フォロワーから「One of my favorite parts of the Olympics.」といったコメントが届いている。前もって話していたという事情は知らずとも、2人の表情から選手と監督の信頼関係が伝わるのだろう。

19日の『バイキング』(フジテレビ系)でもリオ五輪特集のなかでこのシーンを放送した。ゲストの東国原英夫氏は「いつもレスリングの試合に勝って体力的にきついはずの選手が監督を肩車しているのは不条理だと感じていた」との趣旨で不満を訴え、川井選手が監督を投げとばしたことで「溜飲が下がる人は多かったと思う」と話していた。しかし、そのような角度で捉えた人は海外でも少ないのではないか。

出典:https://www.instagram.com/olympics
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)