月9ドラマ『好きな人がいること』でメインキャストを務める野村周平が、バラエティ番組『スカッとジャパン』にゲスト出演した。視聴者の体験に基づく再現VTRで“モンスターゆとり男”の実態を目の当たりにした彼は「ああいう奴は本当に一発…」「怖い先輩にブチのめされたほうがいい」と不満が止まらず、MCの内村光良から「わかりました。十分気持ちはわかりました!」と制される事態となった。
ドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系・6月19日終了)に描かれたり、なにかと注目される“ゆとり世代”。その“ゆとり世代”に絡むエピソードが8月1日放送の『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)で取り上げられた。再現ドラマで会社の上司から注意されても反省の色がない“ゆとり世代”の新人社員を演じるのは同番組でメキメキと憎らしい演技の腕を上げた岡山天音だ。『KDDI au』のテレビCMで斉藤由貴の息子役と言えばピンとくるのではないだろうか。その岡山が見事に失礼千万な“モンスターゆとり男”を熱演、スタジオでVTRを見るパネラーたちも怒りの色が隠せない。
彼は上司に怒られた件を先輩からやんわり指導されると「すいやせん、俺、ゆとりなんで」と言い訳する。「ゆとりなんで」が口癖なのだ。それでも人の好い先輩は仕事する態度について話して聞かせるため「時間あるか?」と声をかけたところ、“モンスターゆとり男”は「お話なら、飯食いながらどうすか?」「焼肉がいいっすね」という調子だ。
優しい先輩はリクエスト通り“モンスターゆとり男”を焼き肉屋に連れて行く。ところが今度は、カルビなどおいしそうな牛肉をたくさん注文してくれる先輩に向かって「俺、ダイエット中なんで肉はいらないっす」と言い出す。さらに先輩が説教を始めるとスマホを見始め「だいじょうぶっす、続けてください」、それを注意されると「ついやっちゃうんですよね、ほら、俺、ゆとりなんで」と悪びれた風でもない。
VTRは一応「スカッと」する内容で結末を迎えた。しかし、ここでVTRの感想を求められた野村周平の怒りが爆発した。自らも“ゆとり世代”なため、周囲の大人から「(お前も)ゆとりだからな」と言われることにイラつくことを明かし「ああいう奴ら(“ゆとり世代”)がいるせいで、僕らが『ゆとりだもんな』と言われるんですよ!」と憤った。さらに「もう本当にね、ああいう奴は本当に一発…」となんとか言葉を抑えるが、内村に「相当迷惑を被ってるんだね」と聞かれると「本当にこういう輩(やから)は本当に怖い先輩にブチのめされたほうがいい!」「もう本当に甘い汁吸い過ぎ!!」とさらにその怒りがヒートアップ。ついには内村から「十分気持ちはわかりました!」と制止されてしまった。
補足すると岡山天音が演じた“モンスターゆとり男”はあくまでモンスター的存在であり特殊なケースだ。内村光良も「ゆとりだからではない、個人の問題だね」と呆れていた。
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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)