エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】友近×ロバート秋山『27時間テレビ』の新ネタは完全アドリブだった! CD化望む声も

ピン芸人の友近お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が『FNS27時間テレビ』で新ネタを披露した。審査員からも「意味のないところが良い」「なぜか心にひっかかる」と評価されるほど一度聴いたら癖になりそうな“盆踊り”ネタである。なかには「レコーディングして盆踊りの定番曲として出したらいい!」という声もあった。

『FNS27時間テレビ フェスティバル!』で7月24日に放送された『爆笑キャラパレード 紅白キャラ合戦SP』友近ロバート秋山による「伝統芸能を残すひばり保存会の皆さん」がVTRで披露された。“青葉町3丁目の納涼まつり”の総踊りで浴衣姿のロバート秋山が盆踊り風の狭いステージで太鼓を叩きながら歌い、その下で浴衣姿のひばり保存会役・友近が踊るというコントである。

ロバート秋山が太鼓に合わせて歌う盆踊り風なメロディーが聞き惚れてしまうほど心地よい。それがベースにあるから歌詞が活きてくる。「腰に結んだ竹とんぼ 頭につけたかんざしは 夢の中まで追い詰める」と秋山が歌えば、友近が引き継いで「孫のえくぼに水入れる ここはどこだか分からずに 鯛が笑えば山が笑う こころ一丁でこけら落としやったろか」という風に続く。

テレビなので数分で終わったが、MCの陣内智則は「あんなのほっといたら27時間やってますよ!」と呆れていた。ピース綾部も「あれは、2人があの場で適当なことを言い合ってるだけ」と完全なアドリブであることを明かして審査員を驚かせた。だからこそあのシュールな歌詞が生まれるのだろう。俳優の中尾彬などは「素晴らしい歌詞だね」と感心しきりで、「吹き込んで盆踊りの定番に流したらいいんだよ」とレコーディングを勧めるほど気に入ったらしい。

ロバート秋山は友近による“水谷千重子 演歌ひとすじ40周年記念リサイタルツアー”にも演歌歌手・倉たけし役で出演しており、他にもコンビで数々のコントを披露している。ただ、今回の“盆踊り”風コントは歌詞が思い浮かべばどこまでも続くだけに、これまでとは違った展開を見せそうだ。別のお笑い番組でも是非披露してほしい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)