さかなクンは7月16日より公開中のディズニー/ピクサー新作映画『ファインディング・ドリー』で海洋生物監修と日本語版吹き替えを務めている。その貢献もあって米・カリフォルニアにあるピクサー・アニメーション・スタジオに招待された。新作の監督とは「ハイ! ミスター・フィッシュ!」と挨拶される関係だが、初対面の制作スタッフにも同じようなノリで接するさかなクン。フランクな彼らもさすがに戸惑っていた。
7月29日の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)でさかなクンと山本匠晃アナウンサー、鈴木拓(ドランクドラゴン)がピクサー・アニメーション・スタジオを訪れた場面が放送された。一行は映画『ファインディング・ドリー』のアンドリュー・スタントン監督、リンジー・コリンズプロデューサーから迎えられ、監督から「ニモに続き、また一緒に仕事できて嬉しいよ」と声をかけられたさかなクンは「おおおおっ、サンキューベリマッチ!」と右手で敬礼するように跳びはねる。世界のピクサーに来ても緊張した様子は全くない。
普段は関係者立ち入り禁止のオフィスを案内してもらい、タコのキャラクター・ハンクの制作スタッフに会うとさらにハイテンションとなった。さかなクンが子どもの頃に初めて好きになった海の生き物がタコだったこともあり親しみが沸くようだ。「どうも~! ハーイ!」「ギョギョギョッー!」と跳びはねながら部屋に入るさかなクン。「ハンクちゃん、こちらですか~、ウワハハハッ」と大きめのフィギュアを抱きかかえて大喜びする彼を見て、2人の男性スタッフも笑顔ながら戸惑っていた。どのような状況でもテンションが変わらないのはさかなクンとふなっしーくらいではないだろうか。
ちなみに番組では、さかなクンが初めてタコに会った時のエピソードを明かしている。子どもの頃に海でタコを初めて見た彼は、嬉しくて服のまま海に飛び込んだ。タコを捕まえてバケツに入れるも、すぐに這い出るのでフタをして家に持ち帰った。疲れた少年はそのままひと眠り、目が覚めて「タコちゃん元気かな」とフタを開けると夏の炎天下で熱せられ真っ白に伸びたタコが目に入った。やがて親戚のおばちゃんが「タコ焼きよ~」とご馳走してくれたという切ない初恋体験だった。
出典:https://www.facebook.com/sakanakun.official
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)