NHKリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック放送テーマソング『Hero』を歌う安室奈美恵。38歳とは思えぬルックスとキレキレなダンスで魅了する一方、ボーカルは奥行きが出て説得力を持つようになった。そんな彼女がファッション誌『andGIRL』8月号に登場して30代となる女性にヒントとなる言葉を贈ってくれた。
アムラー旋風を巻き起こした頃はまだ20歳手前だった“安室ちゃん”だが、今もステージでのパフォーマンスは衰えるどころか洗練されている。「歌いながら私も勇気づけられています」というファンとの関係が自らを輝かせているのだろう。30代の先輩でもある彼女の経験を交えつつ“安室奈美恵さんからアラサーGIRLSへ!「素敵な30代を過ごすためのエトセトラ」”と題してエールを送っている。
30代ともなれば恋愛や仕事で言い訳ばかりとはいかず、「まだ若いから」も通用しなくなる。「絶対に逃げられない人生が始まる。だからみんな悩んじゃうんだろうなって思います」と共感しつつ安室奈美恵は「本気の人生が始まるって覚悟をしなきゃ!」と念を押す。考え方の土台をしっかりせねばというのだろう。さらに「いい経験も悪い経験も、多少遠回りをしても、その経験は財産になって必ず自分に返ってくると信じています」「今恥ずかしがってたらいつ恋をするの?」など背中を押してくれる。
折しも新曲『Hero』のトレーラー・ムービー第2弾が公開された。第1弾が「愛」を象徴する“自然”のフロア(緑)を基調としたのに対して第2弾は「生命」を象徴する“水”のフロア(青)となっている。まるで神話の世界のような映像と安室奈美恵の歌声が勇気をくれる作品だ。『Hero』とともに『andGIRL』の彼女の言葉を噛みしめてみよう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)