恋多き女性の多い芸能界において、特に破滅的な恋愛に傾倒するタイプと言えば真っ先に思い浮かぶのが梅宮アンナ。恋愛の数だけ強烈な修羅場もくぐってきた梅宮アンナが、またしても過去交際していた男性との間に起った仰天エピソードを明かした。
『バラいろダンディ(TOKYO MX)』に出演した梅宮アンナが「オトナが知るべきニュースランキング」で紹介されたある事件にがっつり食いついた。
去る7月25日、運転中に夫と口論になった60代の妻が高速道路に夫を置き去りにしたという北海道での事件。道東自動車道で夫を車から降ろし走り去った妻は9キロ先のインターチェンジで停車しており、その後、駐停車禁止違反で摘発されている。
このニュースを聞いた梅宮アンナは「私も同じ経験ありますよ!」と開口一番に自身に起った同様の体験を語りだした。ただし、この場合、梅宮の体験談の方がはるかに衝撃的だ。
当時、ある男性が運転する車に乗っていた梅宮アンナは「突然車から突き落とされた」という。場所は東京の高井戸付近。高速道路上ではなかったというから、国道20号線での出来事だろう。男性につかまれ、車の外に放り出された梅宮アンナは、「タイツが破れ」ボロボロの姿のまま、真冬の道を歩いて帰宅したという。
MCの長谷川豊がこれにはさすがに父親が激怒したであろうと「お父さん怒りましたよね?」と当時の梅宮辰夫の反応を確かめるも梅宮アンナの答えは「いやー、結構ありなんですよ」と意外なものであった。
コメンテーターの玉袋筋太郎や室井佑月から「もしかしてアンナさんて“M”なの?」と問われると、梅宮は待ってましたとばかりに「そうなんです!私“ドM”なんです。ドドドドドドド“M”です!」と恍惚とした表情で嬉しそうに叫んだ。
確かに梅宮アンナの恋愛遍歴を見れば、彼女の主張も頷ける。「梅宮アンナ」の名前をスキャンダルとともに一躍有名にしたのは、タレント羽賀研二との交際そして破局である。20代前半だった梅宮アンナは父・梅宮辰夫の猛反対にも屈することなくオープンに羽賀研二との交際を続けた。羽賀が抱えていた多額の借金を返済するためにヌード写真集を出版したことは、20年近くが経った今でも記憶に新しい。当時、娘のヌード写真集について感想を聞かれた梅宮辰夫は「娘の裸を見たいと思う父親がどこの世界にいる!?」と苦々しい表情で答えている。
29歳の時に、一般人男性と結婚し一女をもうけるも結婚生活は2年ももたず破たん。その後もプロ野球選手や実業家などと“破滅的”な恋愛を繰り返す娘に梅宮辰夫は「早く新しい夫を見つけて、孫と3人幸せになってほしい。それだけが俺の願いだよ」と語っている。
そんな父の思いとは裏腹に自身を「“ドM”!」と公言してはばからない梅宮アンナ。母・クラウディアさんのように、夫に愛し尽くされる女性とは真逆のタイプの恋愛をこの先も追い続けるのだろうか。40歳を超えた女がその生き方と恋愛観を変えるのは、そうたやすいことではない。
(TechinsightJapan編集部 村上あい)