2016年前半は有名人の不倫が次々に発覚し、世間を賑わせることが続いた。騒動になった夫婦の形は新婚や熟年、子供を設けているか否か様々である。
6月12日放送の『ワイドナショー』で元FUNKY MONKEY BABYS・ファンキー加藤のW不倫騒動を取り扱った際、最年少プロ女流棋士で高校生の竹俣紅さんが子供の立場で親の不倫について語った。
彼女は「将棋界をマネジメントする」というテーマで卒論を書いた経験があるという。資料集めのためネットで色々と調べていると、自分が生まれる前の将棋界の出来事も知ることになる。そこには有名な男女のスキャンダルも含まれており、大変なショックを受けたという。
小学生ともなれば検索エンジンで情報を得る時代に、「子供はいるのに不倫をするって」「許せないんですよ、本当に」と竹俣さんはまっすぐ前を見据えて訴えていた。子供がいない夫婦の不倫なら“勝手にしてください”と思うが、子供がいるのに不倫をする大人が許せないのだ。どれだけ心が傷つき、悲しむのか。「親の不倫は子供にとって、精神的な虐待なんですよ!」と彼女は語気を強める。
竹俣さんの言葉に「すみません」と繰り返すMCの東野幸治や、神妙な面持ちの松本人志(ダウンタウン)と甲斐よしひろ。3人とも娘を持つ父親として、彼女の訴えは胸に刺さるものがあったのか。「日本の男性、全員が怒られている」とヒロミは苦笑いしていたが、親となって不倫をするのは男性ばかりではない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)