HKT48でチームHのキャプテンを務め「キャップ」と慕われる穴井千尋が7月いっぱいでグループから卒業する意志を明かした。同じ1期生の本村碧唯や松岡菜摘は穴井から事前に知らされていたが、それでも卒業発表を目の当たりにすると涙が溢れたという。ましてや知らずにいきなり発表を聞いた3期生の田中美久はショックが大きかったようだ。
6月8日、福岡・西鉄ホールで行われたHKT48『シアターの女神』公演の最後に穴井千尋から卒業発表があった。彼女はHKT48の活動と両立しながら大学に通っており、現在3年生となる。4年で大学を卒業したいとの思いから学業に集中するためグループからの卒業を決断した。8月からは大学卒業へ向けて勉強のため留学するという。
2011年7月10日、HKT48の1期生オーディションに合格してからおよそ5年間一緒に頑張って来た本村碧唯は公演後に『本村碧唯 Google+』で「前から聞いていたんですけど、やっぱりいざ発表すると、凄い寂しくて、どんどん涙出てきました」と明かす。「お姉ちゃんみたいな存在だったし、オシャレで可愛くて抜けてるところあるけどなんかなんでも普通にこなせてて、相談したら一緒に考えてくれるし、もう存在が凄い憧れだった」というキャップへの思いは多くのメンバーが共感するはずだ。
14歳の“みくりん”は『田中美久 Google+』で「いつもと変わらない楽しい公演だったんですが、まさか最後の最後で穴井さんが卒業発表するなんて思ってもいませんでした!」とショックを隠せず「だんだんと状況がつかめてきて、悲しい気持ちでいっぱいになりました」「卒業発表は、いつもいつまでたっても慣れません」という。彼女にとって穴井千尋は「誰よりも周りを見ていて、いつもみんなの事をまとめて支えて下さって…優しくて、一緒にいるといつも笑顔になれる」存在だった。
「ポンコツ」キャップと呼ばれたのも親しみの裏返しであり、彼女の努力する姿に刺激を受けたメンバーは多い。松岡菜摘も穴井に知らされていたが「いざ聞くとさみしさが溢れ出しました」という。1期生として『松岡菜摘 Google+』で「すごく大きな大切な存在だから。ぽっかりと穴があくこと、みんなの心が大丈夫かなって不安があります」と心配もあるが「ちーちゃんがちゃんと進めるように。サポートできますように」と自らに言い聞かせていた。
なかでも指原莉乃はHKT48の劇場支配人として様々な思いがあるだろう。『指原莉乃(345__chan)ツイッター』では「感じること、考えることはたくさんありますが、それはまた別の場所でにしようかな」「卒業に向けて思い出たくさん作りたいな」とつぶやいている。穴井千尋は『第8回AKB48選抜総選挙』に出馬しておらず、思えばその頃から卒業を考えていたことが分かる。指原ファンからは「キャップにもさっしーの2連覇をプレゼントしましょう」「さっしーの頂点の輝き2連覇を思い出にしてあげたい」と声があがっており、成り行きを見守りたい。
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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)