タレントのスザンヌが熊本地震で大きな被害を受けた益城町を訪れ、保育園や幼稚園に預かったおもちゃや絵本などを届けた。彼女は息子と熊本に住んでおり、4月16日の大きな地震で自宅や実家も物が散乱して中に入れない状態だったという。
自宅や実家のことも心配ななか、『スザンヌ オフィシャルブログ「Suzannu No Blogzansu」』で熊本地震に関する被災状況や避難所、支援状況など細かい情報を伝え続けたスザンヌ。4月25日から可能な範囲で仕事を再開すると、29日に北海道で開催したトークショーの会場で熊本地震の募金活動を行った。その時も彼女は人々からの「頑張ってね!」「応援してるよ!」「ありがとう!」の言葉に逆に元気をもらったと綴っている。
4月30日には避難所となっている熊本の母校で救州ラーメンプロジェクトやボランティアと炊き出し、預かったおもちゃなど支援物資を子どもたちに渡した。5月4日に「昨夜、地震からはじめて我が家のベッドで寝ました」と明かしており、彼女自身も普段の生活には戻っていない。テレビは壊れ、壁にはヒビが入り、棚や引き出しなどまだまだ片付けられていないが「大好きなバカボンのパパの名言、ないもの以外はすべてある。の精神でシンプルに生きよう!!」と前向きである。
5月11日には益城町の保育園や幼稚園に「大好きなお友達や先輩たちからたーくさんの優しさが詰まった預かりものたち」を届けた。おもちゃや絵本、プールに子供用の下着、おえかきちょう、クレヨンなどに園児たちも大喜びで、スザンヌの息子も一緒に遊んでもらった。「先生たちや子どもたち、大変なのにすごく明るくて、こちらが救われます」「先生たちの笑顔は子どもたちの太陽なんだろうなーと思わせてくれる素敵な笑顔でした!」とここでも元気をもらったスザンヌ。さらにこの日は夕方から東区の月出小学校で夜ごはんの炊き出しを手伝い「わたしなんかに会って、涙して喜んでくださるおじいちゃんがいてくれて、こちらが泣きそうになる」と感極まった。
ちなみに、母の日には熊本市でスナックを営む母に「ありがとうを伝えに行ったよ」という。母の店キャサリンズバーでは4月18日に炊き出し営業を始め、現在は通常営業に戻り地震に関する情報交換の場として役立っている。スザンヌが支援を続ける姿勢は母親の影響もあるようだ。
出典:https://www.instagram.com/suzanneeee1028
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)