エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】益若つばさ 被災地熊本で靴下5000足配布、田んぼの修復や家屋片付け手伝う

モデルの益若つばさがGW中に熊本の被災地に入り、息子や友人たちと支援活動を行った。彼女は自ら熊本の役場に電話で何が必要かを相談した上で靴下5000足を揃えた。また現地では、ユナイテッド・アースとともにボランティア活動を行い、小2の息子もいっしょに田んぼの修復作業を手伝った。彼女が今回の体験を綴ったブログからは子どもが参加できるボランティアがあることや多くの人手が必要とされていることが分かる。

5月13日、『益若つばさオフィシャルブログ』で「私は息子や友人たちとみんなで熊本県へ行ってきました!」とGWに被災地の支援活動を行ったことが綴られている。また、5月9日にはユナイテッド・アースによる『熊本地震支援プロジェクト』のサイトでも「モデルの益若つばささんが熊本復興支援に参加!」と詳細が紹介された。

益若つばさは事前に熊本の役場を調べて電話でやりとりし「突然の連絡にも関わらず、現地に行くことを快く受け入れてくださることになり、なにをしたら1番ベストな方法かを一緒に考えてくださりました」という。彼女は靴下メーカーの福助から「S-leg」の靴下を5000足提供してもらえることとなり、それを郵送とトラックを活用して熊本の避難所まで運んだ。

彼女と小2の息子、友人たちによる“チームつばさ”は10人以上で、現地のユナイテッド・アースも「まだまだ人員不足の状況の中で非常に助かりました!」と頼もしかったようだ。現地では午前中に農業支援“田んぼサポートチーム”メンバーとともに亀裂が入った給水溝をモルタルで埋めていく作業を手伝った。益若つばさは当初「息子は小2だからボランティアは周りの方に迷惑がかかってしまうのではないか」と案じていたが「全然できることがあります! ぜひお子さんも目で見て感じてください」と言われて一緒に参加、「田んぼは初めてで、息子も楽しんで作業してました」という。

現地のボランティアと“チームつばさ”(出典:http://ameblo.jp/ameblo-tsubasa)

そうした修復が必要な田んぼがまだ数キロに及ぶことを知った彼女は「熊本は農業が盛んで、田んぼやいちご農園などの修復作業を急がないと収穫が出来ず、今後二次災害がおこってしまうそうです」「この5、6月が大事。なので修復作業をしてくださるボランティアさんを毎日とても多く望んでいるそうです」と伝えている。

息子と作業する益若つばさ(出典:http://ameblo.jp/ameblo-tsubasa)

次に被災した家屋の片付けを手伝った。ご夫婦2人だけで途方に暮れていたところ、ボランティアの協力で次々と片付いていった。「お父さんもお母さんも泣いていて、私達まで思わず泣いてしまいました」と益若。このご夫婦は「ユナイテッド・アースさんに頼んでみたらいいよ!」と聞いて支援を受けたが、自分たちでなんとかしようとして困り果てる同じようなケースは多い。

ご夫婦の家屋を片付けた現地のボランティアと“チームつばさ”(出典:http://ameblo.jp/ameblo-tsubasa)

片付けを終えると、最後は益城町の避難所となっている総合体育館で持ち込んだ靴下5000足を配布した。ユナイテッド・アースによると「小学校では高齢者が多かったので、1人1人に声をかけてまわって手渡しして下さいました」、「震災当時のお話しを聞かせてもらったり、写真をとったり、サインをプレゼントしたり…お婆さんが涙を流しながら、お話しするのにつばささんも一緒になって泣いて、真剣に聴いて…」と対応するうちに1~2時間の予定が4時間かかったという。そんな彼女を見て「その本気の姿にこちらが感動しました!」「つばささん、小さな細い体ですが、本当にパワフル!」と感心していた。

途中のお昼ご飯は営業している食堂でおいしい丼を食べた益若つばさ。「被災地=現地で物を買ってはいけない、食べてはいけないと思ってたのですが、経済復興の為には今はたくさん食べて、宿泊して帰って欲しいのが現地の方の願いらしいです」「なのでみんなでたくさん食べて、お土産も買って帰りました」と綴っている。被災地支援の方法もいろいろだと考えを新たにしたようだ。

彼女は今回の件を「プライベートだし、行ったことを後に報告しなくてもいいかな」と思っていたが、実際に現地入りすると「1人でも多くの方に現状を見てもらいたい、できる日が来たらボランティアに参加してほしいという気持ちに変わり」ブログに書いたことを明かしている。

出典:http://ameblo.jp/ameblo-tsubasa
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)