土屋太鳳と門脇麦はNHK朝ドラ『まれ』でヒロインとその親友役を務めた。現在放送中のドラマ『お迎えデス。』では、その2人が人間と幽霊という違いはあれども似たような関係を演じている。物語が進むにつれて門脇麦の出番が増えており、存在感はヒロイン役の土屋太鳳を凌ぐ勢いだ。
4月23日からスタートした日本テレビ系の土曜ドラマ『お迎えデス。』は福士蒼汰演じる主人公・堤円と土屋太鳳演じる阿熊幸が幽霊が見える力を使って活躍する姿を描いている。第1話からレギュラー出演しているのが幽霊・緒川千里役の門脇麦だ。千里は高校の同級生だった円に想いを伝えられぬまま死んでしまい成仏できずにいる。そんな彼女を見つけて自宅に居させてくれたのが幸だった。
5月14日放送の第4話で幸が大ケガを負い意識不明で入院する。第5話では命は助かったが腕にギプスをはめてしばらく病院生活をすることとなった。千里は動きの取れない幸に代わって円が成仏できぬ霊の悩みを解決するのを手伝う。また、死神のナベシマ(鈴木亮平)とゆずこ(濱田ここね)に見つからぬよう、円の家に居候することとなった千里は彼の家族を見ながら過ごす。
28日の第6話では野球熱血幽霊・達夫(寺島進)と野球が好きだがエラーした経験から自信をなくした少年・真之介(伊澤柾樹)のために円と千里が奔走する。いろいろと試みるが自分の想いに気づかない円に苛立つ千里は、それと同時に円自身が知らぬうちに幸に魅かれているのではないかと感じ始めた。一方で入院中の幸は幽体離脱できることに気づくが、死神のシノザキ(野間口徹)とマツモト(根岸拓哉)にそれを知られてしまう。
ストーリーの展開上、千里の活躍が増えて門脇麦ファンにとっては嬉しいところだろう。朝ドラ『まれ』では土屋太鳳が演じるヒロイン・津村希の同級生・寺岡みのり役を門脇麦が務め、当時もその演技力が話題となったが、今回もそのような様相を呈してきた。
第7話は円の父親・郁夫(大杉漣)が浮気疑惑を持たれた上に倒れてしまい生死の境をさまよう。千里もその家族の騒動に巻き込まれて円と接近するが、幸との関係はどうなるのか。ヒロイン役・土屋太鳳と準ヒロイン役とも言える門脇麦の女優対決が見どころだ。
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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)