A.B.C-Zが音楽番組『ミュージックステーション』で嵐と共演した。トークタイムでA.B.C-Zの河合郁人が松本潤のものまねを披露したところ、松本本人は「似ているかどうか分からない」という感じだった。他の嵐メンバーも引き気味で河合は焦ってしまう。
フットボールアワーの後藤輝基と兄弟のように似ていると評判の河合郁人。実はSMAPやKAT-TUNそして嵐などジャニーズアイドルのものまねが得意で芸人顔負けのパフォーマンスを見せる。5月20日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では松本潤の「Jr.時代のターンと今のターン」の違いをものまねすると言い出した。しかも本人が座るすぐ目の前でキレの良い2パターンのターンを披露するが、タモリをはじめ共演者もリアクションが薄い。なにより松本潤が「自分ではよく分からない」と首をかしげており、嵐メンバーに意見を求めるが同じように「そうなの?」とハッキリしなかった。
さらに松本から「似ているのだろうけど、俺はそこまでやってないから」と暗に指摘されて、河合が助けを求めるようにA.B.C-Zメンバーを振り向けば「ちょっと誇張しているかな…」と救いのない言葉が返ってきた。「この後、歌うんだぞ!」と河合の引きつった表情でCMに入る。
ところが、CM明けにA.B.C-Zの『Take a “5” Train』が始まるとスタジオ狭しとアクロバットからキレキレな振付と歌が一体となった素晴らしいステージを繰り広げた。嵐もリハーサルを見て「これぞジャニーズという感じ」と絶賛していたが、本番では改めて驚いたような表情で見守る。
トークタイムでは仲間からも見放されて孤立したかに思えた河合郁人も見事なパフォーマンスに終始しており、A.B.C-Zがステージを終えると拍手喝さいが沸き起こる。なかでも両腕を宙に突き上げて声援を送っていたaikoは今にもスタンディングオベーションするのではないかと思われるほど全身で感動を表した。
さらに、番組のエンディングでは河合郁人が松本潤と並んで一緒にポーズをキメてものまねを認めてもらえた形になった。これで彼もさらに自信をもってものまねを披露できるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)