タカラトミーの連結子会社・タカラトミーアーツの代表取締役社長にNON STYLE石田明が就任。同社オフィシャルサイトで社長あいさつするなか“NON STYLE井上のガチャ”発売について「史上最大のミス」と詫びている。子会社だけではない、タカラトミーも「幹部平均年齢は2歳」を目標に役員人事することを決議、新入社員には「とにかくムキムキマッチョな外国出身者」を採用するなど大きな改革に踏みきるようだ。

NON STYLEの石田明がタカラトミーアーツの役員人事により代表取締役に就任した。その最大の理由は、相方の井上裕介をフィーチャーしたカプセル玩具・ガチャを世に送り出したことについて謝罪したことだろう。石田は同社のオフィシャルサイトにて「タカラトミーアーツ史上最大のミスとなりました。“まじきもいんだけど”、“吐き気がする”、“金返せ”などたくさんのクレームをいただきました。申し訳ございません」と詫びている。

また『タカラトミー（takaratomytoys）ツイッター』でも、役員人事に関して「子どものニーズを理解するため、役員の一斉若返りを決議いたしました。幹部平均年齢は2歳を目指します」と公表した。さらに採用情報として今年は最終面接で“ジェンガ”による社長との一騎打ちを行うことや、この春より新入社員に「結果にコミット」した人をテーマとしてムキムキマッチョな“助っ人外国人”を採用したという。

他にも主力商品のリカちゃんシリーズに人体模型を取り入れた「理科ちゃん」人形が登場、「そろそろ人間の人生だけではつまらないので」とセミの人生ゲームを発売することなどが決まっており、玩具にも大胆な発想を取り入れている…。

これらは全てタカラトミーとタカラトミーアーツによるエイプリルフールのジョークだが、架空の石田明社長が“NON STYLE井上のガチャ”について謝罪した件はスルーできまい。当のノンスタ井上は前日に『井上裕介（inoueyusuke）ツイッター』で「井上グッズ一覧」として「ガチャ商品説明ページ」を紹介、30日にはタカラトミーではないが「プリクラ特設ページ」を案内している。エイプリルフールとはいえ相方が「“まじきもいんだけど”、“吐き気がする”などたくさんのクレームをいただきました」と詫びたことをどう受け止めるだろうか。

出典：https://twitter.com/kgy_kirara
出典：https://twitter.com/takaratomytoys
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）