新バラエティ番組『人気者から学べ そこホメ!?』にゲスト出演した高畑裕太が、MCのくりぃむしちゅーを「ドブネズミと諸葛孔明」にたとえる場面があった。それに対して不満を露にする有田哲平だったが、高畑の説明を聞くうちにうなずき出す。
4月26日にスタートした『人気者から学べ そこホメ!?』(フジテレビ系)はゲストの良いところを見つけて褒めるという番組である。レギュラー陣のなかでもホメ上手な柳原可奈子は、高畑雄太に対して「いい男よ」「ちょうどいい体つきしてる」「男性としてこそ、魅了的」と絶賛した。
そんな高畑裕太が実は“とにかくていねいすぎる男”という実態を検証するため、スタッフが様々な番組でのインタビューや打ち合わせをチェックした。その結果、彼は丁寧に説明するあまり想像を超えるほど話が長いことが明らかとなる。
ある打ち合わせでのことだ。くりぃむしちゅーについて語り出した高畑は「上田さんは“何ワケわかんないこと言ってんだよ!”と突っ込んでドッカーン!と笑わせる感じ」だと称賛する。ところが「有田さんはホント失礼ですけど、めっちゃいい意味でドブネズミみたいな…ホントにいいドブネズミ」と“ドブネズミ”を連発し、さらに「有田さんがドブネズミだとすると、上田さんは諸葛孔明」とたとえるではないか。
VTRを見ながら「なんだそれは! オイっ!!」とキレ気味だった有田哲平は、スタジオで高畑に直接「なんだよドブネズミって!?」と問い詰める。高畑裕太は高校時代に寮生活をしていたが、テレビも無くて唯一の楽しみは有田哲平が出ているDVDだったという。「ずっとそればかり見てたから有田さんは俺の中でヒーローだったんですよ」と聞いて「それでいいのよヒーローで」と有田も納得したかに思えた。
しかし、それでは終わらないのが”とにかくていねいすぎる男”である。「有田さんはしたたかな目線でみなさんを見てらっしゃる。スマートに華麗にギャグを言って笑わせる…で、たまにちょっと結婚のこととかつっこまれて“ちょっとやめてくださいよ~”みたいに人間性を出す。それが、いい意味でピエロみたいになっている」と続けると、「まあまあそこまでは分かるよ」と有田。「だから、いい意味でドブネズミなんですよ」と戻ったので「それが分かんないんだよ!!」と再びキレてしまう。
ちなみに、くりぃむしちゅーを語ったスタッフとの打ち合わせでは“くりぃむしちゅー論”だけでおよそ3時間かかったそうだ。すでに日が暮れてしまい、そこから打ち合わせの本題が始まったという。
朝ドラ『まれ』で高畑と共演して以来交流のある山崎賢人にインタビューすると、「話が長いので会わなくても電話だけで2時間はもつ」「最初はうるさいなと感じるが、やがて愛されるキャラとなり、だんだん慣れて“高畑くん不足”になる」「好きっす」と微笑んだ。
それを受けて嬉しそうに「賢人くんとしゃべると、あいつも…」と口を開く高畑裕太だったが、上田晋也が「ごめん、その話長くなる?」と先手を打って黙らせた。流石は孔明である。
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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)