今夏の参院選東京選挙区に自民党から出馬が噂される乙武洋匡氏の不倫問題で、本人だけでなく妻も書面で謝罪するという対応に賛否両論が巻き起こっている。乙武氏は正式に立候補を表明していないが、「伴侶が同時に謝罪するのは、政治家の常道・通常手段」という声もあり、やはり選挙戦を見据えての対応だった可能性もある。しかし政治家でなくとも、有名人の妻ならば夫と共に頭を下げることは不思議ではないとの意見もあるのだ。
3月24日深夜放送のラジオ番組『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』でも、乙武洋匡氏の妻が出した謝罪文の話題になった。
2006年に結婚し7歳の娘がいる小木博明の妻はこのニュースを聞いた当初、乙武氏の妻の行動に否定的だったそうだ。しかし、小木がもし他の女性と不倫関係にあることが公になった場合は「私も(世間に)許してもらうために謝る」と断言したという。未婚の相方・矢作兼は、不倫は男女の問題としか頭に浮かばなかったのか「感情的になって(妻が)“別れる”ってならないの?」と不思議そうだ。
小木が冷静に「旦那の仕事無くなっちゃう」「食っていけなくなるんだから、家族で子供いるからね」と話すと、矢作は「はぁ~」「そうか…」とため息ばかりついている。子供との生活を守るために夫婦関係を壊したくないケースもあるだろうが、離婚するにしても慰謝料や養育費のことを考えれば“夫の仕事が無くなることは避けたい”と妻が考えるのは当然のことというのが、小木の見解である。
“子供のために、夫の不倫を謝罪する妻”という話に、矢作は驚いた様子だった。「じゃあ、そのうち子供に謝罪させる親が出てくるんじゃない?」と彼が言うと、「それはさすがに叩かれる」と小木は苦笑する。「寺田心くんみたいな子が“パパを許してください”って言ったら…」という矢作の意見はさすがに突拍子もないが、書面で父親を庇う子の謝罪なら将来あり得るかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)