ヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜が14日、都内で行われた『バイク王&カンパニー 今後の展開と新TVCM』記者発表会に登壇し、自虐ネタで会場を沸かせた。
昨年に引き続きバイク王のイメージキャラクターを務める松井秀喜は、ステージ上に置かれた2台のうち、自身が撮影で使ったバイクに「愛を感じる」と言い、初めてバイクにまたがる姿を報道陣に披露した。乗った後「乗るとまた違いますね。やっぱりカッコいいなと思います。実際に運転してみたいなーと気持ちが強くなってきました」と笑みを見せた。
忙しくてまだ免許を取得できていない松井。「時間が出来たら是非取りに行きたい」と言い、自身の頭の大きさをネタに「僕に合う、ちゃんとフルフェイスのヘルメットがあるのかな。そこが心配」と笑いを誘う場面もあった。
2016年の抱負を大きな紙に「進(しん)」と漢字一文字に力強くしたためた松井秀喜は、「(バイクライフパートナー)“55プロジェクト”も2年目に進む。私自身も新しい仕事に“進む”にした」とその心境を語った。
イベント後の囲み取材で、巨人・高橋由伸監督より宮崎春季キャンプの臨時コーチを務めることが昨日発表されたことに話が及ぶと「彼(高橋由伸)が監督に就任してから電話でやり取りした。“時間的に余裕があれば是非”とのことだったので、“2月の上旬だったら大丈夫”と返した。少しでも力になれれば」と臨時コーチを引き受けた経緯を語った。
バッティング披露にも期待を寄せる報道陣だが「(高橋監督から)松井さんの好きなようにやって、と。(バッティングは)やらないということでお願いしました」と明かした。
また「現役時代はニューヨークまで来てくれた」と言う、巨人ファンで有名な中居正広が所属するSMAP解散報道についてコメントを求められた松井は「感想はないですね。本当の真実は私には分からない。コメントの仕様がない」と困惑した表情を見せ、会場を後にした。
(TechinsightJapan編集部 斉藤智子)