不倫騒動のベッキーを“良い子”“真面目だから”と擁護する声が圧倒的に多かった芸能界。だがここに来て、やはり一番に考えるべきは「相手の妻の心情ではないか」という発言が同業者からも出始めている。
2014年の秋にラジオ番組で「(ベッキーは)元気という鎧を被った性欲の塊」と茶化していた小木博明(おぎやはぎ)だったが、共演者としてのベッキーの仕事に対する姿勢や周りに対する気配りが完璧なことは、1月14日深夜放送のラジオ番組『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』でも認めていた。そんな「サイボーグのようだ」とまで同業者から評されるベッキーが、後に自分が窮地に追い込むような男性との写真を撮っていたことに「恋は盲目なんだな」「本当に、真面目な子なんだろうなって思う」とおぎやはぎの2人はしんみりと語る。
しかし、彼女の不倫相手とされるゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音の妻に対しては「一番可哀想。可哀想すぎる」と断言した。世間には週刊誌のインタビューに応えた妻を非難する声もあるが、これは素人である彼女が「怒りを爆発させているから、しょうがない」と理解を示していた。早々に代理人を立て多額の慰謝料を求めようとする女性もいるだろうが、川谷の妻の場合はこれまでの経緯から「ベッキーを許さない」という激しい怒りが感じられるそうだ。その感情を小木は「怖い」と述べたが、妻を責める言葉は2人から無かった。
タレントで俳優の坂上忍も、15日放送の『バイキング』で「一番の被害者は奥さん」「共演者から見てベッキーが“良い子”であっても、それはこの話の本質には一切関係ない」と彼女を擁護する芸能人を批判している。身内(同業)であるからこそ「安易な擁護をするべきではない」との主張が、「正論」とネット上で大きな支持を得ているようだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)