エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ギタリスト・浅井健一 意外な趣味、中指骨折の真相まで語る

ベンジーこと浅井健一が坂本美雨のラジオ番組に初登場した。彼の口から絵を描いたり料理をするのが好きだという意外な一面が語られると、坂本も少女のように喜んだ。また、昨年ツアーを控えながら指を骨折したアクシデントについても躊躇無く真相が明かされた。

元BLANKEY JET CITYのメンバーで現在はSHERBETSでボーカル・ギターを担当する浅井健一が、1月20日放送の『坂本美雨のディアフレンズ』(TOKYO FM)にゲスト出演した。自然体でマイペースに語る彼と坂本美雨のおっとりとしたトークがあいまって対談の内容はプライベートにまで及んだ。

この日リリースされたSHERBETSの10thアルバム『CRASHED SEDAN DRIVE』の初回限定盤には曲中に出てくる「ジェイク」、「ジャクリーン」、「ジョリーン」、「クリスティーノ」というキャラクターのステッカー4種類のうち1枚が入っている。坂本が「カワイイ!」とステッカーを見比べていると、「それ、俺が描いたんだ」とベンジー。「えーっ、絶対違うと思ってました」、「オレオレ」、「すごーい、知らなかったアメリカンテイストで、いろんな才能がありすぎる!」「そんなことないよ」と会話が弾んだ。

さらにベンジーから「料理も上手いよ」と明かされ、坂本は「ホントですか!?」とさらに驚く。オムライスやたこ焼きをよく作るという彼は「たこ焼きをひっくり返すのはアイスピックではダメ、たこ焼き専用のでないとやりにくい」と詳しい。オムライスは行きつけのバーで食べるのが美味しくて最近好きになったそうだ。自分で作る時はご飯の味付けは適当で毎回違うが、ケチャップとソースとカラシとマヨネーズを混ぜた自家製ソースをかけたら「なんでも美味くなる」と苦笑。「男の料理」と坂本美雨も大喜びだ。

彼女が「今日は、意外すぎるベンジーさんの素顔を見させて頂いてますが」とほっこりしていると、さらに意外な事実が語られた。昨年8月、ベンジーはトレーニング中に左手中指を骨折した。9月には9mm Parabellum Bulletとの対バンイベントをはじめ数々のライブが予定されていたのだ。彼はその件について「キックボクシングのジムで、グラップリングというレスリングのように組むスタイルの練習試合をしていた」と詳細を明かす。ベンジーの指が相手のトランクスの裾に絡まってしまい、ねじれて骨折したが、4週間ギプスをはめて5週間ほどで治ったという。

「ギタリストにとって、指がすごい大事だと思い知らされた」と当時を振り返るベンジー。隣の指もギプスで巻くから使えるのは人差し指だけしかない。ライブではサポートにギターを弾いてもらい、自分も指1本でギターの5、6弦を押さえて弾いた。「それでもライブをやったのは凄いですね」と坂本が感動すると、ベンジーは「全部キャンセルしようと思ったが、昔から一緒にやっていた大先輩のイノクチさんから“ベンジー、絶対にやらなあかんよ。そこでキャンセルしたらあかんよ”と電話があり、みんなの協力を得てなんとかやり遂げた」と真相を語った。

そんなベンジーが前作以上の自信作だと言い切るニューアルバム『CRASHED SEDAN DRIVE』。彼は「毎回越えていかないとダメだけど、今回は10枚のなかでベスト3に入ると思う」とまでいうこのアルバムで、2月7日からスタートする全国ツアーも最高のものになると意気込んだ。

坂本美雨は対談を終えて「浅井さんの、おしゃべりする時の独特な間合いに引き込まれてしまいますね~」と感想を述べていた。リスナーには「はぁ…やっぱりベンジーかっこいいなぁ」と感激したファンがいれば、「ベンジーって硬派でクールな人と思ってたけど結構フランクで面白い人やな~」といったつぶやきも見受けられた。

出典:https://www.facebook.com/KenichiAsai.ssr
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)