モデル・中村アンが事務所の先輩であるタレント・若槻千夏との写真をInstagramに公開した。若槻もそれをリポストする形でコメントを添えている。テレビ番組での言動から“自己主張が強い”“毒舌家”だと称されることが多い中村だが、普段はまるで違うというのが先輩・若槻の見方だ。

中村アンが注目を浴びたのは、矢口真里が不倫騒動の末レギュラー番組を相次いで降板、芸能活動休止に追い込まれた2013年のことである。当時はバラエティ番組で矢口の話題に触れる者はいなかったが、ある深夜番組で中村は「ワイプの中で、大きな席が空いた」「（空いた席に）シュッと入っていくのが大事だと思うんですよ」と喋り出し、スタジオ内を微妙な空気に陥れた。また頭頂部が薄くなっている男性芸人に対して「最近“ハゲ”で売り出してきて…。芸人さんなら、言葉で笑わせて欲しい」と発言し、周囲を唖然とさせた。だがこの番組に出演してから、中村を起用するバラエティ番組が急増する。今ではバラエティ番組に欠かせない存在となり、女優としてフジテレビの月9ドラマにレギュラー出演するまでの人気者に成長。モデル兼タレントとして活躍する女性達の中で、トップクラスの売れっ子となったのだ。

中村と同じ事務所の先輩である若槻千夏だが、『若槻千夏 wakatsukichinatsu Instagram』によるとこの日、初めて2人は顔を合わせたという。中村の印象は「めっちゃ腰低くて、めっちゃ大人しい」と記しているが、写真を撮る瞬間に“タレント・中村アン”の表情になったそうだ。そのテンションの上げ具合に感心した若槻は「結果バラエティー臭すごい写真になった」と喜んでいる。

「後輩が本当に困っているとき悲しんでいるとき、“力になれる若槻千夏”でありたい」これは4年前、自ら命を絶った事務所の後輩の死に遭遇した時、彼女がブログに綴った心境である。“プラチナムのイチオシ売れっ子”が美しく写っているショットをリポストしたことに、中村への思いが表れているようだ。

※画像は『中村アン cocoannne Instagram』のスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　みやび）